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不動産の日(9月23日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日不動産の日(9月23日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月23日は「不動産の日」。今回は「不動産の日」の意味や日付の由来を解説します。

また、「不動産の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に企業に取り入れている広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に不動産業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「不動産の日」の意味・由来とは?

9月23日は「不動産の日」です。1984(昭和59)年、公益社団法人・全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)によって制定されました。消費者のニーズを把握したうえで、不動産取引を活性化させることがおもな目的です。

9月は不動産の取引量が増加することと、「ふ(2)どう(10)さん(3)」と読める語呂合わせが日付の由来。毎年9月23日やその前後には、全宅連を筆頭に「不動産の日」にちなんだイベントやキャンペーン、アンケート調査などが行われています。

新商品のプレスリリースやイベントの開催といったほか、ノベルティグッズなどを備えたアンケートを実施したり、不動産の取り扱いについて呼びかけたりといった広報PR活動に活かせるでしょう。

「不動産の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「不動産の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「不動産の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「不動産の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「不動産の日」を元に発信をする流れ

「不動産の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「不動産の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「不動産の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「不動産の日」を広報PRに活かした事例

「不動産の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「不動産の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.不動産業界に特化したCRMソリューションのリニューアルを発表

顧客情報の一元管理システムの開発などを手掛けるアーカス・ジャパン株式会社は、提供する不動産向けCRMソリューションのリニューアルをプレスリリースで発表しました。9月23日の「不動産の日」を記念したリニューアルです。

プレスリリースでは、CRMの説明から不動産業界が抱える問題に触れ、機能の説明を展開。専門的な内容ですが、読み手にわかりやすい内容にまとめられています。CRM導入後の将来像のイラストもサービス利用のイメージが掴みやすくGOOD。「不動産の日」にちなんだプレスリリースの配信であることがひと目でわかるようにタイトルに入れている点も参考になります。

参考:【9/23不動産の日 記念リリース】不動産業界に特化したCRMソリューションがこの度全面的にリニューアルしました

事例2.新築分譲マンションの発売開始を発表

総合不動産会社である東急不動産株式会社は、日鉄興和不動産株式会社とともに新築分譲マンション「ブランズシティ千葉ニュータウン中央」の販売開始をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、マンション周辺エリアの特徴や共有施設について解説。美しい外観のメイン画像が読み手の目を引きます。暮らしのイメージが沸く、共有施設活用の図やサウナのパース画像の掲載もGOODです。記念日を絡めた事例ではありませんが、不動産販売のプレスリリースの作成の際に参考になる構成です。

参考:「ブランズシティ千葉ニュータウン中央」販売登録開始

事例3.部屋探しに役立つ情報発信の開始をプレスリリースで発表

ニフティライフスタイル株式会社が運営する不動産情報検索プラットフォーム「ニフティ不動産」は、部屋探しに役立つ情報配信を開始したことをプレスリリースで発表。延べ物件数1,300万件を掲載する同サービスのユーザー行動データをもとに、第1弾は「東京の賃貸物件探しで、ユーザーからの検索・閲覧数が多い注目の街ランキングベスト30」を公開しました。

プレスリリースでは、注目の街ベスト30をランキング順に平均家賃、掲載物件数、表示回数とともに紹介。1位の三軒茶屋、2位の高円寺、3位の中野までの街の雰囲気がわかる写真と特徴、ニフティ不動産で見る独自データを掲載し、続くランキングの詳細はサイトへの来訪を促しています。

「不動産の日」にちなんだ事例ではありませんが、「不動産」に関する独自調査を絡めた自社サービスの広報PRは参考になります。

参考:延べ物件数1,300万件の「ニフティ不動産」がお部屋探しに役立つ情報配信をスタート!

「不動産の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「不動産の日」は、土地やマンションといった不動産に注目が集まり、不動産取引を促すきっかけになる日です。不動産業界の方にとっては特に、「不動産の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

イベントやキャンペーンの開催だけでなく、アンケートを実施して調査リリースとして発信するのも一案です。お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「不動産の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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