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登録販売者の日(10月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日登録販売者の日(10月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月6日は「登録販売者の日」。今回は「登録販売者の日」の意味や由来を解説します。

また、「登録販売者の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にヘルスケア業界の方や、ドラッグストアの運営に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「登録販売者の日」の意味・由来とは?

10月6日は「登録販売者の日」です。ドラッグストア産業の発展や情報提供などに取り組む一般社団法人・日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)によって制定されました。

日付は、「とう(10)ろく(6)」と読む語呂合わせが由来。一般用医薬品の第2類・第3類を販売するための専門資格「登録販売者」について発信し、その存在や必要性を多くの人々に知ってもらうことが記念日制定の目的です。

同協会は、毎年「登録販売者の日」に先駆けて、周知報告用の広告素材を無料公開しています。ドラッグストアの運営で重要な資格のひとつであるため、登録販売者の紹介だけでなく、店舗商品のプレスリリースやキャンペーン情報の発信などにも有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「登録販売者の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「登録販売者の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「登録販売者の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「登録販売者の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「登録販売者の日」を元に発信をする流れ

「登録販売者の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「登録販売者の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「登録販売者の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「登録販売者の日」を広報PRに活かした事例

「登録販売者の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「登録販売者の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「登録販売者の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.医薬品登録販売者資格取得向けオンライン学習コンテンツ発売

ユームテクノロジージャパン株式会社は、提供するオンライン学習プラットフォーム「UMU(ユーム)」内で、ドラッグストアを運営する株式会社マツキヨココカラ&カンパニーが制作した医薬品登録販売者資格取得に向けたオンライン学習コンテンツを販売。プレスリリースで詳細を発表しました。

プレスリリースでは、オンライン学習コンテンツの特徴を詳しく紹介。さらに学習を深めるための書籍販売もセットで提案し、資格取得への説得力を高めています。サービス自体の紹介も丁寧でわかりやすく、サービスのサイトへ誘導している点もGOODです。記念日に関連したプレスリリースではありませんが、登録販売者の資格に関するプレスリリースとして参考になる事例です。

参考:マツキヨココカラ&カンパニーが医薬品登録販売者資格取得に向けたオンライン学習コンテンツを、「UMU」内「マーケットプレイス」にて販売開始

事例2.OTC販促ツールに薬物乱用防止の新機能登場

ヘルスケア領域の支援事業を展開するウィルベース株式会社は、ドラッグストア等医薬品販売事業者向けOTC販売支援ツール「Dカウンセラーneo」に、「乱用防止のためのゲートキーパー機能」を新たに実装。新機能の詳細をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースには、ドラッグストアなどで購入できるOTCの乱用に関する社会問題を説明し、本サービスの意義を伝えている点がGOODです。背景の説明ではグラフ資料なども使用し、説得力を与えています。社会課題を解決することを目的としていることがメディアフックとなり、メディア掲載の可能性を高めています。

記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、社会課題の解決としての製品サービスを広報PRする事例として参考になります。

参考:OTC販売支援ツールに新機能「乱用防止のためのゲートキーパー機能」を実装!

事例3.ユーキャン『登録販売者講座』の教材をリニューアル

通信教育を手掛ける株式会社ユーキャンは、『登録販売者講座』の教材をリニューアルすることをプレスリリースで発表しました。

プレスリリースではリニューアルポイントを2つに分けて解説。具体的なリニューアルポイントがわかりやすくまとめられています。登録販売者についての説明も付記し、知らない人が読んでもわかるように構成されている点もGOODです。記念日に合わせたプレスリリースではありませんが、登録販売者の資格取得に関する広報PRとして参考になります。

参考:ユーキャンの『登録販売者講座』の教材が12月28日よりリニューアル!

「登録販売者の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

10月6日の「登録販売者の日」は、ドラッグストアや薬局店で商品を取り扱う登録販売者に注目が集まりやすい日です。店舗運営に関わっている方や、ドラッグストア向けのツールを開発・販売する企業の方にとっては特に、「登録販売者の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「登録販売者の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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