PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
リユースの日(8月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日リユースの日(8月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月8日は「リユースの日」。今回は「リユースの日」の意味や由来を解説します。

また、「リユースの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特にリユースショップを運営する企業の方や、企業のCSR担当者の方はぜひ参考にしてみてください。

「リユースの日」の意味・由来とは?

8月8日は「リユースの日」です。リユースを手がける企業・団体で構成された一般社団法人日本リユース業協会によって制定されました。循環をイメージできる「8」が「リユース」とつながりが深い数字であることから、その「8」が並ぶこの日を記念日としました。

リユース業の社会的認知度向上と、リユース人口の増加、透明性の高い健全なリユース業界の発展とともに、持続可能な循環型社会の形成に貢献するのを目的としています。

リユース業界でイベントやキャンペーンを実施するのはもちろん、一般企業でのCSR活動を広報PRする機会としても活用しやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「リユースの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「リユースの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「リユースの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「リユースの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「リユースの日」を元に発信をする流れ

「リユースの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「リユースの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「リユースの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「リユースの日」を広報PRに活かした事例

「リユースの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「リユースの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「リユースの日」を広報PR活動に活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1 リユース専門店で買取金額アップキャンペーンを開催

カー&バイク用品のリユース専門店「アップガレージ」を展開する株式会社アップガレージグループは、「リユースの日」に合わせて、期間限定で買取金額10%UPキャンペーンを実施するとプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、キャンペーンの背景や目的を項目に分けて明記し、わかりやすく伝えています。またメディアで使用しやすいキャンペーン画像をはじめ、店舗の写真、ロゴなどを用意しているのもGOOD。記念日にちなんだキャンペーンとして、参考になる事例です。

参考:8月8日「リユースの日」に合わせて買取金額10%UPキャンペーンを実施!

事例2.アンケート回答者へポイント付与キャンペーンを実施

リユースショップを全国44店舗運営する株式会社カジ・コーポレーションは、「リユースの日」に合わせて、アンケート回答者にポイントを付与するキャンペーンを実施するとプレスリリースで発表しました。記念日とかけて「88」ポイントを付与するとのことです。

プレスリリースのタイトルには「SDGs」という社会性の高い要素をメディアフックとして入れており、目に留まりやすい工夫がされています。メイン画像は、一目でキャンペーンの概要がわかるようになっている点がGOODです。さらに「メディアの皆様へ」という項目を設けてメッセージを伝えることで、メディア掲載の可能性を高めています。

記念日に合わせたキャンペーンのプレスリリースとして、参考になる事例になっています。

参考:【8月8日リユースの日】「フィギュア」「トレカ」などを取り扱っているお宝創庫グループにて、SDGsに関する簡単なアンケートを実施!回答者全員にポイントをプレゼント!

事例3.小学生向け夏休み自由研究応援イベントを開催

中古ブランド品の販売・買取を行う株式会社コメ兵は、「リユースの日」に合わせて小学生がリユースの大切さなどを学べる夏休みの自由研究応援イベント「KOMEHYOキッズアカデミー」を開催し、そのレポートをプレスリリースで配信しました。

プレスリリースのタイトルには場所や参加人数などを入れ、イベントの規模感が伝わるように記しています。また「夏休み自由研究」という季節性のあるワードがメディアフックとなっているのもGOODです。当日の写真や参加者のコメントなども記載し、イベントの様子が伝わるプレスリリースになっています。

「リユースの日」にちなんだ広報PR施策としても、CSR活動の一環としても参考になるプレスリリースです。

参考:【イベントレポート】新宿・名古屋・梅田で約200名が参加。8月8日の“リユースの日”に、夏休み自由研究応援イベント「KOMEHYOキッズアカデミー」を開催

事例4.使い捨てコンタクトレンズに関するレポートを配信

ポイントで投資体験ができる「Stock Point」を運営するSTOCK POINT株式会社は、「リユースの日」に合わせて、使い捨てコンタクトレンズに関するレポートをプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、身近な使い捨てコンタクトレンズに関するさまざまな調査をまとめて紹介し、使い捨てコンタクトレンズを取り巻く環境問題がわかるように掲載。レポート中でメニコンの取り組みを紹介し、その流れからメニコンのコンタクトレンズをプレゼントするキャンペーンにつなげているのもGOODです。

記念日に関連させたレポートから広報PR施策へとつなげた事例として参考になります。

参考:8月8日はリユースの日、コンタクトレンズの捨て方一つで地球環境に大きな変化!

事例5.「リユースの日」普及のための絵画コンテストを開催

買取専門店「BestLife」などを運営する株式会社ベストライフは、「リユースの日」の普及拡大を目指して絵画コンテストを開催すると、プレスリリースで発表しました。

プレスリリースではリユースへの思いを丁寧に伝えている点がGOODです。過去のコンテストの作品のリンクも貼ることで、継続的な取り組みであることを伝えた参考事例です。

参考:「8/8 リユースの日 絵画コンテスト」 テーマは「大事につかって次の人へ」 8月8日(木)まで作品募集

「リユースの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

8月8日の「リユースの日」の意味や由来、また記念日に関連した広報PR事例を紹介しました。

リユースショップを運営する企業や、ブランド品買取など行う企業は、「リユースの日」に合わせたプレスリリースを配信してみてはいかがでしょうか。また、SDGsやCSRに取り組む企業でも、この記念日にちなんだ情報発信を行ってみるとよいでしょう。

「リユースの日」を活用した広報PR施策は、より多くの人に自社の事業を知ってもらうきっかけとなるはずです。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ