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おにぎりの日(6月18日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日おにぎりの日(6月18日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

6月18日は「おにぎりの日」。今回は「おにぎりの日」の意味や由来を解説します。

また、「おにぎりの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、お米由来の商品を扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「おにぎりの日」の意味・由来とは?

6月18日は「おにぎりの日」です。1987年に世界最古のおにぎりの化石とされる「チマキ状炭化米塊」が出土したことを記念し、石川県中能登町によって2002年に正式に制定されました。

日付は、化石が出土した旧・鹿西町(ろくせいちょう)の「ろく(6)」から6月に、毎月18日が「米食の日」とされていることから6月18日となりました。

中能登町では、「おにぎりの里」をアピールするイベントを毎年6月18日に実施しています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「おにぎりの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「おにぎりの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「おにぎりの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「おにぎりの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「おにぎりの日」を元に発信をする流れ

「おにぎりの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「おにぎりの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「おにぎりの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「おにぎりの日」を広報PRに活かした事例

「おにぎりの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「おにぎりの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「おにぎりの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「おにぎりの日」に、他社と共同開発した新たな具材を提案

株式会社ピエトロは、6月18日の「おにぎりの日」に合わせて、はごろもフーズ株式会社と共同で開発した新レシピ「ドレッシーチキンおにぎり」を、プレスリリースで紹介しました。物価高・猛暑が続く今、火を使わずに自宅にある身近な食材で手軽に作れるレシピとして提案しています。

プレスリリースでは、レシピ誕生の背景にある社会的ニーズに触れつつ、自社商品の活用例をピックアップ。商品画像を用いた、わかりやすいビジュアル展開により、購買意欲の促進にもつながっています。記念日に合わせて商品活用の新提案を発信する手法として参考になる事例です。

参考:6月18日は「おにぎりの日」。ツナマヨに続く新定番?!「ドレッシーチキンおにぎり」誕生!ピエトロ×はごろもフーズ 共同開発レシピ企画

事例2.新たな参加自治体の発表を「おにぎりの日」に実施

一般社団法人おにぎり協会は、6月18日の「おにぎりの日」に、新たに静岡県富士市と青森県大間町が参加し、加盟店自治体が計13に増えたことをプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、両自治体の市長・町長から寄せられたメッセージや「おにぎりの日」の概要に加え、同協会が毎年開催している「おにぎりサミット®」の紹介も掲載。記念日に合わせた発表タイミングを活かし、活動内容や団体の取り組みに対する認知度向上を図る好例となっています。

参考:【6月18日はおにぎりの日】おにぎり協会に静岡県富士市、青森県大間町が加入

事例3.旅行ガイドブック×おにぎり、異色のコラボ商品を販売

株式会社 学研ホールディングスは、グループ会社である株式会社地球の歩き方が株式会社ミツハシとコラボレーションしたことを発表。旅行ガイドブックの『地球の歩き方』と「ミツハシライス」で、日本国内のさまざまなご当地グルメや郷土料理をおにぎりで再現する企画です。

プレスリリースでは、順次販売されていくおにぎりの第1弾である「北海道とうきびご飯」について紹介。コラボレーションの背景についても触れているのがGOODです。記念日に関連した発信ではありませんが、話題性のある異色のコラボをタイトルで引きつけ、シンプルな構成で読みやすく伝えた好事例です。

参考:「地球の歩き方」がおにぎりに!? 旅行ガイドブック×おにぎりの異色コラボ。2024年6月から期間限定で順次発売予定。第1弾は、「北海道とうきびご飯」をおにぎりで再現。

「おにぎりの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「おにぎりの日」は、おにぎりやお米に注目が集まるきっかけとなる日です。おにぎりやお米の製造・販売に携わる企業の方や、飲食業を展開する企業の方にとっては特に、「おにぎりの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「おにぎりの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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