PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
人力車発祥の日(3月24日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日人力車発祥の日(3月24日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月24日は「人力車発祥の日(日本橋人力車の日)」。今回は「人力車発祥の日」の意味や由来を解説します。

また、「人力車発祥の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に観光業界の方や人力車のサービス提供に関わる方は、ぜひ参考にしてみてください。

「人力車発祥の日」の意味・由来とは?

3月24日は「人力車発祥の日」です。日本ではじめて日本橋からの人力車営業をスタートしたことから、「日本橋人力車の日」とも呼ばれています。

日付は、1870(明治3)年の3月24日、人力車を発明した鈴木徳次郎氏・高山幸助氏・和泉要助氏の3人に製造・営業許可がおり、営業を開始した出来事にちなんでいます。

記念日はくるま屋日本橋(現:日本橋 松武屋)によって制定されました。同社は現在、人力車のイベント開催やディスプレイ用レンタル事業サービスなど、人力車に特化した企業としてサービスを展開しています。

発祥地である東京都日本橋をはじめ、人力車は観光地で定番の乗り物のひとつ。特に歴史的なスポットとして有名なエリアでは多く見られるため、観光プランとして紹介したり、新サービスのプレスリリースを発表したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「人力車発祥の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「人力車発祥の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「人力車発祥の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「人力車発祥の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「人力車発祥の日」を元に発信をする流れ

「人力車発祥の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「人力車発祥の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「人力車発祥の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「人力車発祥の日」を広報PRに活かした事例

「人力車発祥の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「人力車発祥の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「人力車発祥の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.本格和装を楽しむガイド付きツアーを販売開始

DeepExperience株式会社は、公益財団法人大阪観光局、岸和田市、岸和田市観光振興協会と連携し、大阪府岸和田市の魅力を堪能できるプランを販売開始。本庭園を眺めながら会席料理を味わうプラン、本格和装での特別記念撮影プランなど3つを用意します。

「関西国際空港に一番近い城下町」と記し、訪日観光客に訴求したタイトルがGOOD。プレスリリースには、人力車乗車体験や和装での撮影などの内容をイメージ画像で掲載しているのがわかりやすいポイントです。「人力車発祥の日」にちなんだ事例ではありませんが、新プランのプレスリリース配信の参考になる事例です。

参考:関西国際空港に一番近い城下町、岸和田で本格和装を楽しむガイド付きツアーを、旅行体験予約サイト「DeepExperience OSAKA」にて販売開始

事例2.浅草・隅田川周辺を人力車で巡る「浅草 夜桜 人力車お花見プラン」を販売

観光人力車や婚礼・イベント人力車、着物レンタルなどを行う株式会社時代屋は、期間限定で夜の浅草・隅田川周辺の桜の名所を人力車で巡る「浅草 夜桜 人力車お花見プラン」を販売開始。アサヒビール株式会社と株式会社JTBと連携して行う企画です。

桜が見頃となる4日間限定で行う企画で、お酒や花見団子付き。プレスリリースでは人力車で夜桜を楽しむイメージ画像のほか、プランの趣旨、特徴を見出しでわけて紹介しています。

記念日に絡めた事例ではありませんが、桜という季節性と、4日間のみという限定性を絡め、より多くの人の興味関心につなげた好事例です。

参考:【浅草 時代屋】「浅草 夜桜 人力車お花見プラン supported by アサヒビール」の販売開始

事例3.和装前撮り×浅草人力車の撮影プランを開始

和装前撮り専門セルフ写真館「INAI WEDDING WASOU」を運営する株式会社World mapは浅草の人力車観光会社「東京力車」と連携し、浅草人力車ロケーション撮影プランを開始。新プランと無料撮影キャンペーンについてプレスリリースで配信しました。

企業同士がタッグを組んで行う新プランであることがひと目でわかるタイトルとロゴを入れたアイキャッチ画像がGOOD。プレスリリースではキャンペーンのエントリー方法や撮影の流れについても詳しく記しています。

「人力車発祥の日」に合わせた事例ではありませんが、人力車関連の新企画を行う際は記念日と絡めてみるのも一案です。

参考:【浅草人力車と和装ウェディングフォト】「東京力車」と「INAI WEDDING WASOU」がコラボした撮影プランスタート!無料撮影キャンペーン開始!

「人力車発祥の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月24日の「人力車発祥の日(日本橋人力車の日)」は、人力車に注目が集まりやすい日です。人力車が盛んなエリアの観光商品を扱う企業の方や、人力車にまつわるイベントを検討している方にとっては特に、「人力車発祥の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「人力車発祥の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ