取引所大発会
4月22日は「道の駅の日」。今回は「道の駅の日」の意味や由来を解説します。
また、「道の駅の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイントもご紹介。実際に広報活動に取り入れている事例を、魅力的な取り組み内容とともにピックアップしています。
広報やマーケティングネタを探している方、特に道の駅の運営に関わっている方や、旅行業界の方はぜひ参考にしてみてください。
「道の駅の日」の意味・由来とは?
4月22日は「道の駅の日」です。各地にある道の駅の連携を強化したり、各駅の販売を促進したりすることを目的に、一般社団法人全国道の駅連絡会が制定しました。
1993年4月22日に、103の道の駅がはじめて登録されたことが記念日日付の由来です。また、一般社団法人全国道の駅連絡会は、さらなる促進を目指し、4月22日〜28日を「道の駅週間」としています。
「道の駅の日」や「道の駅週間」には、全国各地の道の駅でイベントを開催し、キャンペーンなどの取り組みも実施。旅行客だけでなく、近隣住民に認知してもらうための広報PRにも活かせるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「道の駅の日」をきっかけに広報PR活動する効果
「道の駅の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「道の駅の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「道の駅の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「道の駅の日」を元に発信をする流れ
「道の駅の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「道の駅の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「道の駅の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「道の駅の日」を広報PRに活かした事例
「道の駅の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「道の駅の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントをピックアップ。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「道の駅の日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。
事例1. 4月22日「道の駅の日」に合わせたお得な宿泊券を販売開始
フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクトは4月22日の「道の駅の日」にちなみ、宿泊券キャンペーンを実施しました。フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテルの宿泊券を通常販売より40%お得な10,000円で販売します。
使用できる施設は北海道から九州までの全25施設。幅広い地域で使用できることをアピールすることで、日本国内中の潜在客の利用を狙える事例です。
参考:【フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクト】道の駅の日キャンペーン!お得な宿泊券販売開始!
事例2. 旬の野菜をトッピングしたソフトクリームのスタンプラリーを開催
「道の駅しなの」の管理運営をする有限会社信濃町ふるさと振興公社は、「旬のソフトクリームスタンプラリー」の開催について発表しました。抽選で10名に全国共通商品券が当たるイベントです。
期間は1年間で、月ごとに提供するソフトクリームが変わる同イベント。野菜に興味がない人にも知ってもらうことを目的に、人気のソフトクリームに旬の野菜をトッピングしたユニークなソフトクリームを提供します。
日中や朝晩の寒暖差が大きいことで野菜や果物が美味しく育つ信濃町ならではの魅力的な企画です。
参考:【道の駅しなの】めざせコンプリート!全国共通商品券が当たる“「旬のソフトクリーム」スタンプラリーを4月から開催!
「道の駅の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
4月22日の「道の駅の日」には、ご当地グルメの販売を促進したり、各エリアならではのイベントを開催したりといった広報PR活動が実施できます。また、「道の駅週間」に合わせて、期間限定のイベント・キャンペーンに取り組んでもよいでしょう。
道の駅の運営に関わっている方や、特定の道の駅にちなんだ広報PRだけでなく、道の駅に行くきっかけがない人への認知拡大を目指すのも一案です。
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