月ロケットの日
6月9日は「ロックの日」です。今回は「ロックの日」の意味や由来について解説します。
また、「ロックの日」をきっかけにした広報PRの事例もピックアップ。音楽イベントやアーティストに関連する情報はもちろん、事業に直接関係なくても音楽に関するアンケート調査なども、自社の広報PRに繋がります。ぜひチェックしてみてください。
「ロックの日」の意味・由来とは?
6月9日は「ロックの日」です。楽器・音楽制作系のフリーペーパー「DiGiRECO(デジレコ)」を発行する、株式会社ミュージックネットワークにより制定されました。
ロックは、音楽ジャンルのひとつであるロックミュージックのことを指します。ファッション・ライフスタイルだけでなく、人の思考や表現にもロックという言葉が使われており、そのもとであるロックミュージックを称える目的から、記念日として制定されました。
「ロックの日」には、音楽に関するさまざまなイベントが各地で開催されています。野外・ライブハウスと場所を問わず、音楽フェスティバルが行われています。
なお、「ロックの日」は日本独自の記念日です。
「ロックの日」をきっかけに広報PR活動する効果
「ロックの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ロックの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ロックの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「ロックの日」を元に発信をする流れ
「ロックの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「ロックの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「ロックの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「ロックの日」を広報PRに活かした事例
「ロックの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「ロックの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「ロックの日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。
事例1.アウトドア施設とロックフェスのコラボイベントを開催
アウトドアブランドLOGOSのレジャー施設「LOGOS LAND」と野外ロック・フェスティバル「FUJI ROCK FESTIVAL」のコラボレーションイベントが、2023年4月15日から開催。ロゴスランドにいながらフェス気分を味わえるイベントです。
会場には、フェスキャンプをイメージしたテントのディスプレイや、フジロック会場に毎年登場する目玉付きの石「ゴンちゃん」を探すラリーイベントを用意。プレスリリースでは、ロックフェスで役立つ情報発信やグッズの提案をアピールするとともに、各コンテンツを写真とテキストで説明しているのがGOODポイント。
「ロックの日」にちなんだプレスリリースではないものの、アウトドア好きだけでなくロックフェスに行く予定がある人への来店促進にも効果的な広報PR事例です。
参考:4月15日(土)スタート!ロゴスランドでフジロックとのコラボイベント開催決定!LOGOS LAND × FUJI ROCK FESTIVAL‘23【フェスのミカタ2023】
事例2.「ロックの日」にスペシャルイベントを開催
教育・学習支援業を手掛ける株式会社国立音楽院は、2024年6月9日の「ロックの日」に「ロックの日スペシャルイベント」を開催することをプレスリリースで発表。同院の指導講師であるヒダカトオル氏とオータケハヤト氏をゲストに、学校説明やロックという音楽について語るイベントです。
プレスリリースではイベント詳細に加え、ゲストのプロフィールを写真とともに紹介しているのがGOOD。後半にはイベント申し込みのURLを記し、興味を持った人がすぐに行動できるよう動線確保ができているのも参考にしたいポイントです。
事例3.「ロックの日」にちなみ、音楽ストリーミングサービスにおけるロックジャンルのランキングを発表
LINE MUSIC株式会社は2023年6月9日の「ロックの日」にちなみ、運営する音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」で人気のロックアーティストおよび邦楽ロックジャンルの楽曲ランキングを発表。プレスリリースで詳細を配信しました。
ロック人気アーティストで1位の「back number」は、人気邦楽ロックランキングでも最新曲「アイラブユー」が1位を獲得。プレスリリースではランキングを表にした画像を掲載し、結果がひと目でわかるようにしているのが参考にしたいポイントです。
記念日に絡めたプレスリリースの配信により、既存顧客だけでなく新規ユーザーへのアプローチにも効果が期待できる広報事例です。
参考:<6月9日はロックの日>LINE MUSIC、人気ロックアーティスト&邦楽ロック曲ランキングを発表!ともに1位はback number、二冠を獲得!最新曲「アイラブユー」が大ヒット
ロックの日をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「ロックの日」は語呂合わせから日付が決められていることもあり、認知度の高い記念日です。音楽フェスを6月9日に開催すれば、「ロックの日」としてSNSでの投稿も促しやすいでしょう。音楽だけでなく、アーティストの新曲やコラボ商品の発売を「ロックの日」にするのも、広報PRとして効果的なので、ぜひ検討してみてください。
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