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7月9日は「ジェットコースターの日」。今回は「ジェットコースターの日」の意味や由来を解説します。
また、「ジェットコースターの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報PR事例もご紹介。広報PRやマーケティングネタを探している方、特にリカバリーウェアに関連する商品・サービスを展開する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
7月9日は「ジェットコースターの日」です。1955年7月9日、日本で初めて「ジェットコースター」と名付けられたアトラクションが後楽園ゆうえんち(現・東京ドームシティ アトラクションズ)に誕生したことにちなみ、株式会社東京ドームがこの日を記念日として制定しました。
この「ジェットコースター」は、開業当初から高い人気を誇り、日本ではローラーコースター全般を「ジェットコースター」と呼ぶようになるきっかけとなりました。
「ジェットコースターに関連するイベント」や「新アトラクションの発表」など、プレスリリースの配信を含む広報PR施策に活用しやすい記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「ジェットコースターの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ジェットコースターの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ジェットコースターの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「ジェットコースターの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「ジェットコースターの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「ジェットコースターの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「ジェットコースターの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「ジェットコースターの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ジェットコースターの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
東京ドームシティ アトラクションズは、2025年7月9日に前身である「後楽園ゆうえんち」の開園から70周年を迎えるにあたり、7月9日から9月16日の70日間、「東京ドームシティ アトラクションズThanks!70th Anniversary」を開催。さらに、7月9日を「ジェットコースターの日」として正式に制定したことを、プレスリリースで発表しました。
プレスリリースでは、イベントの開催概要を丁寧に紹介。加えて、『後楽園ゆうえんち~東京ドームシティ アトラクションズの主な歴史』と題した項目では、貴重な写真とともにアトラクションの歴史を振り返る構成となっています。記念日や周年を絡めた読み応えのある好事例です。
参考:後楽園ゆうえんちから開園70周年!東京ドームシティ アトラクションズ【Thanks!70th Anniversary】開催!さらに、7月9日を「ジェットコースターの日」として正式に制定
株式会社ダイナモアミューズメントは、富士急行株式会社と共同で、VRとMX4D®を組み合わせた没入型ライドアトラクション「ほぼほぼジェットコースターV(ブイ)」を制作したことを発表。これにより、富士急ハイランドの人気アトラクションをVRで楽しめるようになります。
プレスリリースでは、ゲームコーナーに隣接したVRアトラクションをイメージ画像とともに紹介。情報の概要を表でわかりやすくまとめており、読み手によって理解しやすい構成が参考になります。「ジェットコースターの日」にちなんだ事例ではありませんが、ジェットコースターをVRで体験できるという点で、話題性に富んだ好例といえるでしょう。
参考:富士急ハイランドの人気アトラクションがVRに!ダイナモアミューズメント、「ほぼほぼジェットコースターV」を富士急行と共同制作
株式会社レビューは、自社が運営する暮らしに役立つ情報メディア「さぶろぐ」にて、日本全国の20代以上を対象に「遊園地で絶対乗りたいアトラクション」に関するアンケート調査を実施。その結果、1位にジェットコースターが選ばれたことをプレスリリースで発表しました。
プレスリリースでは、調査概要を冒頭に掲載し、調査サマリーや結果の詳細を展開。それぞれの結果には、アンケート回答者のコメントも添えられており、説得力のある内容となっています。「ジェットコースターの日」との直接的な関連はありませんが、全体の約半数がジェットコースターについて言及している点からも、このような調査結果を記念日と絡めて発信するのも一案です。
参考:【調査レポート】遊園地で絶対乗りたいアトラクションは?1位はやっぱりジェットコースター!
7月9日の「ジェットコースターの日」は、ジェットコースターに関する情報に注目が集まりやすい日です。特に、遊園地やアトラクションを展開する企業は、「ジェットコースターの日」を切り口として広報PRをするよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ジェットコースターの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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