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ローマ字の日(5月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日ローマ字の日(5月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

5月20日は「ローマ字の日」。今回は「ローマ字の日」の意味や由来を解説します。

また、「ローマ字の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にインバウンドに関連する業界の方などは、ぜひ参考にしてみてください。

「ローマ字の日」の意味・由来とは?

5月20日は「ローマ字の日」です。社団法人「日本のローマ字社」が、1922年の5月20日に同団体の創設を記念し1955年に制定しました。

また、日本式ローマ字つづりの発案者である物理学者・田中舘愛橘(たなかだて あいきつ)が亡くなったのが1952年5月21日であることにちなんでいるとも言われているそうです。

日本で最初にローマ字が使用されたのはポルトガル人が来日した室町時代。彼らが日本語の発音を表記する際にラテン文字が使用されましたが、ラテン文字が古代ローマで用いられていたことから日本では「ローマ字」と呼ばれるようになりました。昭和に入り、日本人が使いやすいよう工夫され現在の形に定められています。

海外からの渡航者も多く日本を訪れるようになった現在も、固有名詞の発音を日本語話者以外に伝える上で非常に重要な手段となっています。

「ローマ字の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ローマ字の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ローマ字の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすくなります。「ローマ字の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ローマ字の日」を元に発信をする流れ

「ローマ字の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ローマ字の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ローマ字の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ローマ字の日」を広報PRに活かした事例

「ローマ字の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

ここからは、ローマ字をトピックとして話題を集めた企業の商品・イベント、キャンペーンなどの事例をご紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ローマ字の日」を広報PRに活かすうえで参考になります。

事例1.人気キャラクターのイラストで九九やローマ字を学ぶセット商品

株式会社小学館は、新商品『星のカービィ おふろでおぼえよう 九九表&ABCローマ字表』のプレスリリースを配信しました。九九表・アルファベット表・ローマ字表がセットになった、浴室に貼れる特製シートの小学生向け学習商品です。

人気の「星のカービィ」のイラストをふんだんに盛り込んでおり、男女を問わず楽しく学べるよう構成されているのを強みとしています。「ローマ字の日」の事例ではありませんが、発売情報をプレスリリースで発信することで認知を拡大し、子育て世代やメディア関係者を中心に興味・関心を引いた好事例といえるでしょう。

参考:『星のカービィ おふろでおぼえよう 九九表&ABCローマ字表』小学館より発売!

事例2.プログラミング学習者向けの入門キットを新発売

株式会社ソニー・グローバルエデュケーションは、プログラミング学習者向けの製品「KOOV®  エントリーキット」を発売しました。はじめてプログラミングを学ぶ子どもを想定し、コンテンツ化した入門セットです。

タイピング練習サービスにも対応しており、実用的なローマ字入力を習得できる点も特徴。プレスリリースでは実際の操作画面を掲載し、簡単な説明とともにまとめた構成がGOODです。「ローマ字の日」のプレスリリースではありませんが、新製品の広報PR活動で販売促進効果を期待できます。

参考:初めてのプログラミング学習者向けの入門セット「KOOV® エントリーキット」を発売

事例3.パソコン操作でひらがなやローマ字を学ぶパソコントイ

株式会社セガトイズは、『ポケモンスタディ 光るぜっ!ポケモンタイピングPC(パソコン)』を発売し、プレスリリース配信で紹介しました。「ポケモン」のキャラクターと遊びながらパソコンの基本操作を学び、リテラシーを高めることを目的とした製品です。

ひらがなやローマ字を履修する前の子どもでも、タイピングに挑戦することで学びを深められるという点を強みとしています。「ローマ字の日」とは異なる事例ですが、パソコン操作をきっかけに多角度から学習できるメリットを訴求したプレスリリース内容がGOODな広報PR施策です。

参考:タイピング入力革命!光るキー搭載で、初めてでも打てる『ポケモンスタディ 光るぜっ!ポケモンタイピングPC(パソコン)』2023年7月27日(木)発売決定

「ローマ字の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

ローマ字を使うことで、海外の顧客に対する目線をアピールでき、デザインによっては少しレトロな雰囲気を出せることも。広報PRの施策に取り入れると、これまで接点のなかったメディアや生活者に興味を持ってもらえるきっかけとなります。

ぜひ「ローマ字の日」に向けて、自社のサービスや商品のローマ字表記に関する想いやエピソードを発信し、メディアや生活者との新たなコミュニケーションの切り口にしてみてください。

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