
未来の日
6月19日は「ロマンスの日」。今回は「ロマンスの日」の意味や由来を解説します。
また、「ロマンスの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に恋活・婚活業界やエンタメ業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。
6月19日は「ロマンスの日」です。全国の企業やクリエイターなどによって構成されている、日本ロマンチスト協会によって2008年に制定されました。
日付は、「ロ(6)マンティ(1)ック(9)」という語呂合わせに由来しています。
大切なパートナーとの仲がいつまでも続くように、この日に非日常的な演出をしてふたりの関係にトキメキを蘇らせてもらおうという意味が込められています。
全国各地の飲食店や施設では、「ロマンスの日」に合わせカップル向けのコースや割引を行うところもあります。
「ロマンスの日」は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「ロマンスの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ロマンスの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ロマンスの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「ロマンスの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「ロマンスの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「ロマンスの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「ロマンスの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「ロマンスの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ロマンスの日」を広報PRに活かすうえで役立ちそうなプレスリリースをピックアップしています。
映画・ドラマ・アニメなどのレビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」を運営する株式会社つきみは、「リバイバル上映プロジェクト」で上映する作品を発表。2000年代のラブ・ロマンスの傑作として、製作20周年を迎える「きみに読む物語」のリバイバル上映を決定しました。
「ロマンスの日」の事例ではありませんが、劇中で2人が初めてデートの約束をする日付にちなみ、6月6日に情報を解禁したのがユニークなポイント。レビューサービスサイトでの評価内容にも触れながら、本作品への興味関心を高めています。
参考:【製作20周年記念!】 2000年代ラブ・ロマンスの傑作 『きみに読む物語』7月19日(金)よりリバイバル上映決定!
株式会社ニュー・オータニは、ホテルニューオータニ大阪で開催する「GW Premium Fair」のプレスリリースを配信しました。結婚式を検討しているカップルに向けて、ゴールデンウィークシーズンに展開するウエディングフェアです。
「結婚報告と式場探しを同時に行うチャンス」として、ウエディングメニューの実食やドレス試着体験といったサービスを展開。「ロマンスの日」の事例ではありませんが、結婚に特化した特別なプランを紹介するだけでなく、ラグジュアリーな写真を豊富に掲載したビジュアルも魅力的なプレスリリースです。
参考:GWの結婚準備はニューオータニで!料理やドレスなど、“結婚式をリアルに体験”できるウエディングフェアを開催
きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」を運営するバイドゥ株式会社は、「好きな人とお揃いにしたいものTOP10」の調査レポートを配信しました。2024年1月22日から29日にかけて、10から24歳までのSimejiユーザー3,400人を対象に行ったアンケート調査です。
1位から10位までの回答をイラストにまとめたうえで、各回答のコメントを掲載。こちらも「ロマンスの日」にちなんだプレスリリースではありませんが、Z世代の利用者が多い自社サービスと「好きな人」というキーワードをうまく組み合わせています。
参考:【Simejiランキング】Z世代が選ぶ!!「好きな人とお揃いにしたいものTOP10」
「ロマンスの日」は、恋愛に注目が集まり、恋活や婚活を想起させるきっかけになる日です。
恋活・婚活サービスを手がける企業の方や、恋愛・結婚に関する商品を販売する企業の方にとっては特に、「ロマンスの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ロマンスの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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