
緑茶の日
3月6日は「世界一周記念日」。今回は「世界一周記念日」の意味や由来を解説します。
また、「世界一周記念日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に旅行業界・レジャー業界の方や、グローバルサービスを提供する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
3月6日は「世界一周記念日」です。1967年のこの日に日本航空の世界一周路線が開通したことが由来。世界一周路線とは、同一の航空会社が運行する飛行機が空港を出発し、各国の空港を経由しながら地球を一周し、再び出発地に戻ってくる定期路線を指します。当時の路線は、東京から出発し→香港→バンコク→ニューデリー→テヘラン→カイロ→ローマ→フランクフルトまたはパリ→ロンドン→ニューヨーク→サンフランシスコ→ホノルル→東京という地球を西回りするルートでした。
さまざまな理由からこの路線は5年で廃止となってしまいましたが、現在はアライアンスを活かして乗り継ぐことで世界一周は可能です。
「世界一周記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「世界一周記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「世界一周記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「世界一周記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「世界一周記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「世界一周記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「世界一周記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、「世界一周記念日」に合わせたプレスリリースではないものの、「世界一周」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際に参考となりそうな事例と、GOODポイントを紹介します。
株式会社世界文化ホールディングスは、新刊『なぞなぞ世界一周』の発売情報をプレスリリースを配信しました。世界のなぞなぞを250以上掲載し、50を超える国の文化が1冊で体験できる書籍です。
「世界一周記念日」のプレスリリースではありませんが、本のタイトルからもわかるように、世界一周に関連する書籍の広報PRです。プレスリリースには、なぞなぞを通して世界中の文化・地理を学べることを掲載。本の内容や魅力が伝わるように見出しを設定し、本書の掲載ページとともに紹介した構成が参考になります。
参考:【カルチャーギャップを体感できる本!】『なぞなぞ世界一周』1月21日(日)発売!
株式会社クレア・ライフ・パートナーズは、学びのプラットフォーム「Live Up Station」のプレスリリースを配信。第3回目の企画として、「人生が豊かになる世界一周旅行」を発信する特別セミナーイベントの開催を発表しました。
世界一周旅行専門家として活躍する有識者を起用し、旅を通じたライフデザイン・キャリア形成などを説く企画内容をプレスリリースで紹介しています。セミナー概要はもちろん、登壇者のプロフィールと写真を掲載したのがGOODです。「世界一周記念日」にちなんだ事例ではありませんが、キーワードと親和性が高いため記念日と組み合わせた広報PR施策も検討できるのではないでしょうか。
参考:世界一周堂を立ち上げた角田直樹が語る!「人生が豊かになる世界一周旅行」とは?特別セミナーを4月19日(土)BAR FIVE Arrows@西新宿とオンライン@ZOOMでハイブリッド開催!
株式会社エイチ・アイ・エス(HIS)は、「初夢フェア2025」と題した年に一度のキャンペーンを展開。開催に合わせて放送されるテレビCMと、特別施策、廉価商品などをプレスリリースで紹介しました。
こちらも「世界一周記念日」に関する事例ではありませんが、「ビジネスクラスで行く世界一周25日間」をはじめ、自社ならではの旅行商品を複数ピックアップしたのが特徴的です。フェア開始の数日前にプレスリリースを配信することで、メディア関係者や旅行を検討中の生活者にアプローチできています。
参考:いい旅行がしたい、いっぱい旅行したいならHISへ 初夢フェア2025開催
3月6日の「世界一周記念日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
旅行関連事業を展開する企業はもちろん、世界一周を体感できる商品・サービスを提供する企業も記念日を活用した広報PR活動が行えるでしょう。「世界一周記念日」を活かしたイベント・キャンペーンを実施するのも一案です。
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