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ルビの日(6月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ルビの日(6月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

6月2日は「ルビの日」。今回は「ルビの日」の意味や由来を解説します。

また、「ルビの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に出版業界やルビに関連する商品・サービスを展開する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ルビの日」の意味・由来とは?

6月2日は「ルビの日」です。社会にふりがな(ルビ)を適切に増やすことで、すべての人が学びやすく、多文化が共生する社会の実現を目指す一般財団法人ルビ財団が制定。日付は、「ル(6)ビ(2)」という語呂合わせに由来しています。

ルビは、文字を読むための大切なツールです。この記念日は、その重要性を広め、誰もが読みやすい環境を整えることを目的としています。また、教育現場や出版業界、行政においてルビを活用する機運を高めることも目指しています。

ルビに関する取り組みの紹介や、関連商品を発表する際の広報PR施策にも活用できる記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ルビの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ルビの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ルビの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ルビの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ルビの日」を元に発信をする流れ

「ルビの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ルビの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ルビの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ルビの日」を広報PRに活かした事例

「ルビの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ルビの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ルビの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.自動でふりがなを追加する「ルビフルボタン」の導入

「ルビの日」を制定した一般財団法人 ルビ財団は、公文教育研究会が運営するWebサイト「くもん子ども浮世絵ミュージアム」に、自動でふりがなを追加する「ルビフルボタン」を導入したことを発表しました。

プレスリリースでは、同財団が漢字を読むことが苦手な人へのアクセシビリティ向上を目的に、「ルビフルボタン」の無償提供していることを紹介。あわせて、公文教育研究会のサイトの概要や担当者のコメントを掲載し、「ルビフルボタン」への理解と関心を喚起しています。記念日に直接関連した内容ではありませんが、「ルビ」の意義がわかりやすくまとめられた好事例です。

参考:公文教育研究会、「くもん子ども浮世絵ミュージアム」に自動でふりがなを追加する「ルビフルボタン」を導入

事例2.小学5年から読めるルビ付き『万葉集』を発売

株式会社誠文堂新光社は、2025年6月12日に『10代からのいいね!万葉集』を発売するとプレスリリースで発表しました。小学5年から読めるよう、すべての漢字にルビがふられた内容です。

プレスリリースでは、実際の掲載ページを大きく取り上げて本書の魅力を紹介。ルビの工夫に「万葉集」をより身近に感じられる内容が伝わる構成です。記念日に直接関連していないものの、「ルビ」が読書体験をどう変えるか示した事例として参考になります。

参考:万葉集がいちばん身近に感じられる本。小学5年から読めるルビ付き。

事例3.英検®意見論述の英作文問題AI添削に「漢字ルビ」を導入

スタディスタジオ株式会社は、2025年2月5日より英検®受験生向けWebサービス「スタスタApps」において、新たに意見論述問題の添削結果に「ルビ(振りがな)」を付与する機能をリリース。

プレスリリースでは、「小学生の英検®2級挑戦増加」という背景や、ルビ付与機能の概要、得られる効果、今後の展望について丁寧に解説。小学生でもスムーズに漢字を読めるようにすることで、英作文力の向上を支援するサービスの紹介です。記念日との直接的な関連はありませんが、「ルビ」を社会的課題の解決につなげる姿勢が伝わるほか、サービスのアップデートの詳細がわかりやすい構成も参考になるプレスリリースです。

参考:小学生でも読める!英検®意見論述の英作文問題AI添削に“漢字ルビ”を導入

「ルビの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

6月2日の「ルビの日」は、ルビ(ふりがな)が注目されやすい日です。特に、文字に関した取り組みを行う企業は、「ルビの日」を切り口として広報PRをするよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ルビの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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