
謎解きの日
8月24日は「ラグビーの日」。今回は「ラグビーの日」の意味や由来を解説します。
また、「ラグビーの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にスポーツ業界の方や、ラグビーに関連する事業を行っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
8月24日は「ラグビーの日」です。1823年8月24日にラグビーが誕生したといわれていることから、発祥を記念する日として制定されました。
ラグビー誕生の地として言い伝えられているのは、イングランドのパブリックスクール「ラグビー校」です。当時開催していたフットボールの試合中、興奮した生徒が手でボールを持ったままゴールに突進。フットボールのルール上はペナルティの対象ですが、このときの反則行為が、現代のラグビーが誕生するきっかけになったといわれています。
日本でも定番のスポーツとして知られているため、「ラグビーの日」にちなんだ広報PR活動に活かせるでしょう。
「ラグビーの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ラグビーの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ラグビーの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「ラグビーの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「ラグビーの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「ラグビーの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「ラグビーの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「ラグビーの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものの、ラグビーに関するプレスリリースは、今後「ラグビーの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
株式会社毎日新聞社は、高校ラグビー公式サイト「HANAZONO LIVE」で配信する7人制ラグビー日本一決定戦についてプレスリリースを発表。2024年のオリンピック競技でもある7人制ラグビーを、無料ライブ配信と見逃し配信で展開することをお知らせしました。
「ラグビーの日」の事例ではありませんが、プレスリリースでライブ配信のスケジュールを伝えることで、メディア関係者を中心に多くの人へ認知を広めた有用な広報PR施策といえます。プレスリリースには、配信日や大会名はもちろん「全配信が無料で観られる」という点がわかりやすいアイキャッチもGOODな好事例です。
不動産AM会社の株式会社プロフィッツは、ラグビー日本代表のリーチマイケル選手とアンバサダー契約を締結したことと、新スローガンをプレスリリースで公開しました。
プレスリリースのアイキャッチには、アンバサダーに就任したリーチマイケル氏と新スローガンである「希望に尽くす」を載せたイメージ画像を設定。新スローガンについての想いや自社の取り組み、リーチマイケル選手を起用した理由について記しています。リーチマイケル氏とプロフィッツのコメントを記載しることで、意気込みが伝わります。記念日にちなんだ事例ではありませんが、アンバサダー就任についてのプレスリリース配信として参考になるでしょう。
参考:ラグビープレイヤーのリーチ マイケル選手が、プロフィッツアンバサダーに就任
現役プロラグビー選手の中村亮土氏が代表を務める株式会社BDは、小中高生を対象にしたオンラインラグビーアカデミー「RYOTO ACADEMY」の生徒募集を開始したことをプレスリリースで発表しました。現役日本代表選手が持つスキルを学べるほか、選手に直接質問ができるライブ配信も実施予定です。
プレスリリースでは、同社代表の中村氏に加え、ゲストコーチとして姫野和樹選手、堀越康介選手といった現役日本代表選手が参加することを記載。アカデミー内での具体的な配信内容とともに、栄養面やメンタル面についてのセミナーについて紹介しています。
記念日に関連した発信ではありませんが、ラグビーのアカデミー開設についてプレスリリースを配信することで、より多くの人に知られるきっかけとなった広報PR事例です。
参考:日本トップクラスの現役プロラグビー選手たちが、オンラインラグビーアカデミー『RYOTO ACADEMY』をSTART!
8月24日の「ラグビーの日」に限定した広報活動が困難な場合は、大阪府東大阪市が制定した9月22日の「花園ラグビーの日」を含めて考案してもよいでしょう。世界的なスポーツとして広く知られているため、ラグビー体験や観戦といった視点から広報PRに活かせます。
また、スーツ関連の事業を行っている企業であれば、子ども向けのイベントを開催したり、ラグビーの魅力を発信したりするのも一案です。
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