PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
イクラの日(毎月19日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日イクラの日(毎月19日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

毎月19日は「イクラの日」。今回は「イクラの日」の意味や由来を解説します。

また、「イクラの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特にイクラを取り扱っている食品業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「イクラの日」の意味・由来とは?

毎月19日は「イクラの日」です。全国で「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイト株式会社によって制定されました。

日付の由来は「イク(19)ラ」と読む語呂合わせから。同社の人気商品を楽しんでもらうとともに、誰もが知っている食材の記念日を設けることで業界全体を活気づけることが目的です。

イクラは世代問わず幅広い生活者に人気の食材です。「イクラの日」と紐づけて新メニューの開発・発表や期間限定キャンペーンの開催など、広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「イクラの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「イクラの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「イクラの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「イクラの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「イクラの日」を元に発信をする流れ

「イクラの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「イクラの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「イクラの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「イクラの日」を広報PRに活かした事例

「イクラの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「イクラの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「イクラの日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.特許取得でイクラものどぐろも大トロも年中安定供給

回転寿司店を展開する有限会社ルカラは、「山陰のお寿司 ヒトトセ 境港本店」と「山陰のお寿司 ヒトトセ 境港駅前店」の新店オープン情報をプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、観光客の声から特許技術「旬冷旨味熟成™」を開発した経緯を記載。年中旬の美味しいお魚を安定価格で供給できるようになったことを解説しています。次いで目玉商品であるアカモク、イクラ、サーモンを瓶に詰め込んだ「ヒトトセ海鮮瓶」やメニューを紹介。目を引く美味しそうなメニュー写真を多く掲載している点もGOODです。

「イクラの日」にちなんだ広報PRではありませんが、企業としてお客さまへ真摯に向き合う姿勢や商品への想いが伝わる好事例です。

参考:食材ロスも防ぐ!山陰の旬の魚を特許技術で鮮度を維持し一年中提供!鳥取・境港に回転寿司店「山陰のお寿司 ヒトトセ」2店舗が3月14日から連日オープン

事例2.北海道のイクラをたっぷり使用した新メニューを発表

結婚式場や葬祭式場、飲食店を運営する株式会社あいプランは、札幌市のレストラン「クラブチャイナ」で北海道らしい食材を使用した新メニュー「北海道アラカルト」の販売をプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、炒飯が見えなくなるほどイクラをたっぷりのせた「クラブチャイナの豪快イクラのせ鮭炒飯」など全6種類すべてのメニュー写真を掲載。

「イクラの日」にちなんだプレスリリースではありませんが、シズル感ある写真は目にも楽しく、道産食材をふんだんに使い地域性をアピールしているところもGOODな事例です。

参考:たっぷりイクラや毛ガニ、帆立など北海道の新鮮な味が楽しめる!クラブチャイナの北海道アラカルト

事例3.期間限定で180円の「いくら」を全店税込100円で提供

全国で「スシロー」を運営する株式会社あきんどスシローは、『大大大大感謝のGW得ネタ祭 第二弾』を期間限定で開催することをプレスリリースで配信。通常価格税込180円(※)の「いくら」を全店税込100円で提供します。

プレスリリースのアイキャッチには、作りこまれたバナーを起用。一目でキャンペーン内容がわかるところがGOODです。「懐かしのポッキリ価格!」といったキャッチーなコピーもスシローを長く利用しているお客さまの心を掴んでいます。

「イクラの日」に関する事例ではありませんが、「いくら」を目玉としたキャンペーンを開催する際には、記念日と絡めてプレスリリースを配信するのも一案です。

※一部店舗では税込190円もしくは税込200円

参考:『大大大大感謝のGW得ネタ祭 第二弾』で登場するいくらはおいくら?なんと通常180円(税込)※の「いくら」が期間限定で全店税込100円で登場!

「イクラの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

毎月19日の「イクラの日」はイクラだけでなく、イクラを用いた商品への注目が集まりやすい日です。イクラの魅力を伝えるだけでなく、イクラのこだわり製法や料理メニューを紹介してもいいでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「イクラの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ