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笹かまの日(7月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日笹かまの日(7月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月7日は「笹かまの日」。今回は「笹かまの日」の意味や由来を解説します。

また、「笹かまの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に水産物や食品を扱う企業、飲食関係の企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「笹かまの日」の意味・由来とは?

7月7日は「笹かまの日」です。宮城県の蒲鉾店から成る宮城県蒲鉾組合連合会と、水産練り製品などを製造・販売する株式会社紀文食品が、2013年4月25日に共同で制定しました。

笹かま(笹かまぼこ)の全国的な普及推進によって練り製品の市場を盛り上げることが目的です。日付は、七夕に「笹の節句」という呼び名があることに由来。笹竹は古くから「神迎え」や「寄り付いた厄災を水に流す」と言われており、七夕の日に夜空を眺めながら笹かまを食べ、家族団らんの時間を過ごしてほしいという願いがこめられています。

なお、「笹かまぼこ」という名称は、宮城県仙台市の蒲鉾メーカーが仙台藩主であった伊達氏の家紋「竹に雀」にちなんで命名しました。

「笹かまの日」は、発祥地である宮城県の自治体はもちろん、飲食店やスーパーなどが扱いやすい記念日です。七夕シーズンに笹かまにちなんだ情報発信をしたり、笹かまを用いたレシピをWebサイトなどで紹介したりといった広報PR活動に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「笹かまの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「笹かまの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「笹かまの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「笹かまの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「笹かまの日」を元に発信をする流れ

「笹かまの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「笹かまの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「笹かまの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「笹かまの日」を広報PRに活かした事例

「笹かまの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「笹かまの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「笹かまの日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.絶品おつまみが100名に当たるプレゼントキャンペーン開催を発表

株式会社ブランジスタメディアは、初夏のアウトドアにぴったりのおつまみが当たる、プレゼントキャンペーンの開催をプレスリリースで発表しました。

同社が運営するメディア「旅色お取り寄せグルメ」では、宮城県の笹かまをはじめ、日本各地から厳選されたおつまみを総勢100名にプレゼントする企画を実施。

プレスリリースでは、キャンペーン開催の背景を紹介しながら、賞品の一覧も掲載。写真を添えることで、キャンペーンの魅力を効果的に伝えています。

「笹かまの日」にちなんだプレスリリースではありませんが、ご当地グルメを上手に活用した広報PR事例として参考になるでしょう。

参考:「旅色」編集部厳選の絶品おつまみが総勢100名様に当たる!「初夏のおつまみプレゼントキャンペーン2023」を開催

事例2.宮城ブランドのコラボ企画第2弾として期間限定商品が新発売

株式会社阿部蒲鉾店は、一般社団法人蔵王酪農センターとコラボした新商品の発売を発表しました。

両社の人気商品である「チーズボール」と「蔵王クリームチーズ」のコラボ企画「蔵王チーズコラボシリーズ」の第2弾で、新商品「蔵王チーズボールブラックペッパー」を期間限定で販売するというもの。

「お酒のつまみにぴったりなかまぼこが欲しい」という多くのリクエストから誕生した同商品。生活者の声を大切にする姿勢や、商品開発に対する熱い思いを紹介するなど、ブランディング効果の高いプレスリリースになっています。

商品やパッケージの写真を大きく掲載し、関心を引きやすいビジュアルになっているのもGOOD。

参考:【阿部蒲鉾店×蔵王酪農センター】宮城ブランドコラボ企画第二弾、期間限定「蔵王チーズボールブラックペッパー」新発売!

事例3.宮城の自慢のグルメと匠の技が光る物産展と観光展の開催を発表

株式会社そごう・西武は、食材王国宮城の自慢のグルメと匠の技が光る工芸品など約40店舗が集う物産展と観光展の開催を発表しました。

プレスリリースでは、宮城県を代表する笹かまぼこや、牛たん、ずんだ餅などの美味しそうな写真とともにおすすめポイントをひと言で紹介。文字量を少なくして写真を大きく掲載することで商品の魅力をしっかり伝えられています。読み手の期待感を高め、メディアに取り上げられるチャンスを広げているGOOD事例です。

参考:【そごう横浜店】第36回 宮城県の物産と観光展

「笹かまの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「笹かまの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

笹かまを製造している企業はもちろん、笹かまの販売・提供をしているスーパーや飲食店などは、記念日に合わせてプレスリリースを配信するのも一案です。

記念日と絡めたキャンペーンを実施し、SNSなどでも情報を拡散することで、より一層多くの人に商品やサービスを知ってもらえる機会が作れるのではないでしょうか。

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