パブリックドメインの日
3月7日は「サウナの日」。今回は「サウナの日」の意味や由来を解説します。
また、「サウナの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に活かしている企業の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にサウナ事業・運営に関わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「サウナの日」の意味・由来とは?
3月7日は「サウナの日」です。サウナ事業の発展・育成や、環境衛生の向上などに取り組む公益社団法人・日本サウナ・スパ協会によって制定されました。
日付は、「サ(3)ウナ(7)」と読む語呂合わせから。サウナの魅力を発信し、健康な生活を送ってもらうことがおもな目的です。
発汗によって交感神経・副交感神経などを整え、精神安定に効果があるといわれるサウナは、近年特に人気を高めています。
また、毎年3月7日には、温泉施設やサウナ事業者をはじめ、さまざまな企業が「サウナの日」にちなんだイベント・キャンペーンを実施。興味関心を引きやすい商材のひとつでもあるため、認知拡大や利用促進を目的とした広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「サウナの日」をきっかけに広報PR活動する効果
「サウナの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「サウナの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「サウナの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「サウナの日」を元に発信をする流れ
「サウナの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「サウナの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「サウナの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「サウナの日」を広報PRに活かした事例
「サウナの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「サウナの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。
事例1.「サウナの日」にちなみ、1泊3,007円の宿泊プランを販売
愛媛県で温泉施設などのアミューズメント事業を展開するキスケ株式会社は、2024年3月4日に「サウナ&スパ ホテル 喜助の宿 松山駅前店」をオープン。オープン日から3月7日の「サウナの日」までの4日間を「サウナWEEK」とし、1人1泊の夕朝食付き宿泊プランを3,007円で提供することをプレスリリースで配信しました。
ひと目でどんな情報かがわかるプレスリリースのタイトルとサブタイトルがGOOD。料金をサウナと読めるように3,007円の語呂合わせに設定したユニークな施策が伝わるアイキャッチも参考になります。「サウナの日」をうまく活用したプレスリリースの配信です。
参考:サウナWEEK『サウナ&スパ ホテル 喜助の宿』 2024.3.4(月) 開業記念 1泊1名 夕・朝食込 3,007円 いつでも7大特典付き【愛媛県・松山市】
事例2.「サウナの日」に先立ち、プライベートサウナ付き貸別荘を紹介
日本テーマパーク開発株式会社は、藤和那須リゾート株式会社が運営する那須ハイランドパークオフィシャルホテル「那須高原TOWAピュアコテージ」から、プライベートサウナ付き貸別荘をプレスリリースで紹介。3月7日の「サウナの日」を迎えるにあたり、自然の中での至極のサウナ体験ができる客室をピックアップしています。
プレスリリースではタイプの異なる全4種類のサウナ付き客室を掲載。外観やサウナの室内など、複数の画像を載せることでより施設のイメージが伝わりやすくなります。サウナに注目するメディアや生活者のアンテナに触れるように、記念日をフックにプレスリリースを配信した好事例です。
参考:~ 3月7日はサウナの日?!~プライベートサウナ付き貸別荘のご紹介
事例3.「サウナの日」からはじまるカレンダーを「風呂の日」より販売開始
雑誌「SAUNA BROS.」「TVガイド」などを発行する株式会社東京ニュース通信社は、3月7日の「サウナの日」からはじまるカレンダー「SAUNA BROS.CALENDAR BOOK2024.3.7-2025.3.31」の発売をプレスリリースで配信。2024年2月6日の「風呂の日」より販売開始します。
プレスリリースには、カレンダーの見どころをピックアップ。「サウナ」をテーマとしたカレンダーは、1ヵ月ごとにサウナ1施設を紹介するなど、サウナ好きにはたまらない内容です。実際のカレンダーの写真を掲載し、興味・関心を促しているのもGOOD。2つの関連性がある記念日を用いた広報PR施策です。
参考:「SAUNA BROS.」がおくる、3月7日(サウナの日)はじまりのカレンダーを本日2月6日(風呂の日)に発売。掲載する全施設解禁! あわせて表紙・裏表紙・特典を初公開!!
「サウナの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
3月7日の「サウナの日」は、サウナに注目が集まりやすい日です。サウナ施設を運営している方や、プライベートサウナの企画、関連商品の開発といった事業に携わっている方にとっては特に、「サウナの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「サウナの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
【関連記事】