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半夏生(7月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日半夏生(7月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月1日は「半夏生」。今回は「半夏生」の意味や由来を解説します。

また、「半夏生」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報PR事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に夏至のシーズンや夏ならではの広報PRを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「半夏生」の意味・由来とは?

7月1日は「半夏生」です。昼間の時間が1年で最長となる「夏至(げし)」から、5日後までが記念日にあたります。

薬草の「カラスビシャク(烏柄杓)」が自生する時期であることが、日本の記念日として知られるようになった由来です。

さらに、「ハンゲショウ」の別名を持つ「カタシログサ(片白草)」の半分が白くなって化粧(半化粧)をしているように見える時期であることも、由来のひとつといわれています。

なお「半夏生」は夏至の日付に左右されるため、2024年・2025年は7月1日、2026年は7月2日が記念日です。

関西地方などでは毎年「半夏生」のシーズンになると、「タコの脚のように稲がしっかり根付きますように」といった願いを込めて、タコを食べる風習があります。

日本ならではの記念日でもあるため、夏シーズンのイベント企画に絡めたり、関連商品のプレスリリースを発信したりといった広報PR活動に活かせるでしょう。

「半夏生」をきっかけに広報PR活動をする効果

「半夏生」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「半夏生」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「半夏生」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「半夏生」を元に発信をする流れ

「半夏生」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「半夏生」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「半夏生」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「半夏生」を広報PRに活かした事例

「半夏生」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「半夏生」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「半夏生」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.人気俳優を起用した自社製品のCMをニュースリリースで発表

養命酒製造株式会社は、同社商品のTVCMについてニュースリリースを発表しました。「養命先生のいる街、夏を乗りきる篇」と題したショートストーリーに、俳優の草刈正雄氏を起用したCM企画です。

ニュースリリースでは、実際に放映されるCMのストーリーに加えて、15秒・30秒の2パターンの動画を掲載しているのがGOODポイント。CMのニュースリリースとYouTube動画を発信することで、自社精神への興味関心を深めた広報PR事例です。

参考:薬用養命酒、草刈正雄さん出演のTVCM第5弾。「養命先生のいる街、夏を乗りきる篇」を6月1日よりOA開始。

事例2.奈良の風景や食文化が体験できるプランを新展開

株式会社ワールド・ヘリテイジは、奈良県の観光支援策「いまなら。キャンペーン2022プラス」のプレスリリースを公開しました。同社が運営するホテルアジール・奈良にて、奈良ならではの体験と食事が楽しめるプランを提供。

夕・朝食付きの「選べる体験プラン」や、自然と触れ合う「奈良公園SDGs自然学校」など、複数のプログラムを展開しているのが魅力です。プレスリリースでは、体験プログラムの内容を写真とともに紹介し、さらなる興味関心・認知拡大効果につなげています。

参考:奈良への旅が最大5000円割引。「いまなら。キャンペーン2022プラス」で、古都奈良の風景・食文化を旅するチャンス。

「半夏生」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

7月1日の「半夏生」は、日本ならではの記念日や夏のイベントに注目が集まりやすい日です。商材のカテゴリを問わず、夏に特化した企画を検討している方や、観光商品を扱う企業の方にとっては特に、「半夏生」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「半夏生」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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