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貯蓄の日(10月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日貯蓄の日(10月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月17日は「貯蓄の日」。今回は「貯蓄の日」の意味や由来を解説します。

また、「貯蓄の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に金融業界の方や保険業界の方、そのほか貯蓄に関する製品やサービスを提供している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「貯蓄の日」の意味・由来とは?

10月17日は「貯蓄の日」です。1952年(昭和27年)に、貯蓄増強中央委員会が発足した際に記念日として制定されました。日付は、五穀豊穣の感謝祭「神嘗祭」の日を採用しており、「勤労の実りを大切にし、貯蓄に対する関心を高め、貯蓄の増進を図ること」を目的としています。

この日を中心に、貯蓄功労者の表彰やお金に関するさまざまなイベントなどが各地で行われています。

「貯蓄の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「貯蓄の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「貯蓄の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「貯蓄の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「貯蓄の日」を元に発信をする流れ

「貯蓄の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「貯蓄の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「貯蓄の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「貯蓄の日」を広報PRに活かした事例

「貯蓄の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「貯蓄の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「貯蓄の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「貯蓄の日」に合わせてアンケート調査レポートを発表

貯金アプリ「finbee(フィンビー)」の開発・運営を手掛ける株式会社ネストエッグは、2023年10月17日の「貯蓄の日」に合わせてプレスリリースを配信。9月22日から25日にかけて、20代~60代の男女1,000人を対象に行ったアンケート調査の結果を発表しました。

「調査結果トピックス」の見出しでは、世帯貯金額の上昇やコロナ禍との関係性などを紹介しています。年代と調査期間に分けて、グラフを用いながら可視化したビジュアルもGOODです。親和性の高い「貯蓄の日」を明記することで、より多くの人の興味・関心を引いた好事例といえるでしょう。

参考:貯金アプリfinbee(フィンビー)、物価高における貯金の実態調査を実施世帯貯金額

事例2.意識調査のレポートを「貯蓄の日」に先駆けて配信

マーケティングソリューション事業を展開する株式会社DIGITALIOは、2023年8月26日と27日の2日間、10代以上の男女11,096名を対象に意識調査を実施しました。「貯蓄と消費」にフォーカスした調査で、10月17日の「貯蓄の日」に先駆けてレポートを配信。

意識調査の概要やサマリだけでなく、「調査背景」の項目を設けて「貯蓄の日」に触れたのがGOODです。記念日と関連性の高い広報PR施策としてはもちろん、詳細までまとめられたプレスリリースの構成も非常に参考になります。

参考:デジコ、「貯蓄と消費」に関する意識調査を実施

事例3.貯蓄や資産形成を考えるきっかけになるキャンペーンを開催

auじぶん銀行株式会社は、2024年6月に実施するキャンペーンについてプレスリリースを配信しました。6月4日から7月31日の期間中に新規資金を預けると、特別金利や優遇が適用されるキャンペーン企画です。

「貯蓄の日」に関する事例ではありませんが、「夏の特別企画」として季節性を感じさせたのが魅力。キャンペーン開始と同時にプレスリリースを配信することで、貯蓄や資産形成に関心がある人を中心に認知を広めています。

参考:貯蓄・資産形成を応援する夏のボーナスキャンペーンを実施

「貯蓄の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「貯蓄の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「貯蓄の日」には、貯蓄や貯金といったワードに注目が集まります。貯蓄に紐づくお金の運用方法や子ども向けのお小遣い管理など、幅広い視点で捉えるとさまざまなPRができそうです。

今一度「貯蓄の日」をきっかけに自社製品やサービスなどを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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