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頭皮ケアの日(10月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日頭皮ケアの日(10月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月1日は「頭皮ケアの日」。今回は「頭皮ケアの日」の意味や由来を解説します。

また、「頭皮ケアの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特にヘアケア業界の方や、頭皮ケアに関する商材を取り扱う企業の方は参考にしてみてください。

「頭皮ケアの日」の意味・由来とは?

10月1日は「頭皮ケアの日」です。頭皮ケア商品の代表的メーカーとして知られる、資生堂プロフェッショナル株式会社によって制定されました。

日付は「とう(10)ひ(1)」と読む語呂合わせが由来。自宅での頭皮ケアや店舗でのヘッドスパといったケアを習慣化し、根元から張りのある髪を育んでもらいたいという願いが込められています。

同社は過去に、10月1日の「頭皮ケアの日」の特設ページを設置し、ヘッドスパの体験レポートや頭皮ケアに関する重要性などを発信してきました。

記念日に特化した広報PR事例は多くないものの、ヘアケア商品の発売と「頭皮ケアの日」を組み合わせて発信したり、セルフケアに有効な方法を紹介したりといった施策に役立てられるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「頭皮ケアの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「頭皮ケアの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「頭皮ケアの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「頭皮ケアの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「頭皮ケアの日」を元に発信をする流れ

「頭皮ケアの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「頭皮ケアの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「頭皮ケアの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「頭皮ケアの日」を広報PRに活かした事例

「頭皮ケアの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「頭皮ケアの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「頭皮ケアの日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.頭皮のフケ・かゆみに悩む人に向けた新たなラインナップを新発売

ロート製薬株式会社は、同社が販売する「メンソレータムメディクイックHシャンプー」から、新商品の販売を発表しました。頭皮のフケやかゆみに悩む人に向けて、「しっとりタイプ」を加えた新たなラインナップを紹介するプレスリリースです。

タイトルに「発売10年目」「成長拡大中」「新発売」などの文言を入れることで、ラインナップの追加であることが伝わりやすくなっています。商品のイメージや特徴がひと目でわかるよう、多数の画像を掲載することで視認性を高めている点もGOOD。記念日に合わせた広報PRではありませんが、頭皮ケアに関する商品のアピールの際に参考になるプレスリリースです。

参考:発売10年目!成長拡大中の、フケ・かゆみを防ぐ 「メンソレータム®メディクイック®Hシャンプー」から「しっとりタイプ」を新発売

事例2.20代女性を対象に「シャンプー」に関するアンケート調査を実施

化粧品や健康食品の企画・開発・製造販売を手掛ける株式会社アースケアは、シャンプーに関する調査リリースを発表しました。20代の女性100人を対象に行ったインターネットアンケート調査です。

サマリでは、20.8%の女性が頻繫に頭皮がかゆくなることや、88.7%の女性がほぼ毎日シャンプーしているという結果を紹介。記念日にちなんだ調査ではなく、項目も多くはないものの、結果を可視化したイラストや「頭がかゆいときのチェックリスト」などをわかりやすく掲載したビジュアルが参考になる広報PR事例です。

参考:65.1%の女性が頭がかゆくなった経験アリ。毎日シャンプーしても頭がかゆい、そんなときの注意点とは

事例3.ヘアサロン専用の新商品・リニューアル商品をプレスリリース配信

理美容関連の機器や頭髪化粧品、基礎化粧品など幅広い事業を展開するタカラベルモント株式会社は、ヘアサロン専用の新商品をプレスリリースで公開しました。グレイカラーシリーズ「ルビオナ」から登場する酸性カラーライン「ルビオナ エタロラ」の新商品や、リニューアル商品について紹介しています。

プレスリリースのアイキャッチには、ブランドイメージを彷彿とさせる画像を掲載。商品だけでなくネーミングについても記載しています。また、やや専門的な成分については、イラストを交えながら詳細を説明。「頭皮ケアの日」に絡めた事例ではありませんが、頭皮をいたわる商品を丁寧にアピールした内容が参考になります。

参考:大人の髪と頭皮をやさしくいたわる酸性カラー「ルビオナ エタロラ」が2023年10月6日(金)に登場。

事例4.新商品の発売を記念するSNSギフトキャンペーン

ホームケア製品とプロフェッショナル向け製品を中心に取り扱う有限会社GM corporationは、エレクトロン「男性用頭皮ケア」のキャンペーンを実施しました。今回の新発売にちなんで、SNSでいいね&フォローで100人にギフトが当たる記念プレゼント企画です。

新商品のプレスリリースに合わせたキャンペーンで、潜在顧客への認知拡大効果を期待できるのが魅力的な広報PR事例といえます。記念日に絡めた事例ではありませんが、商品画像と文章でひとつずつ紹介した構成や、ブランド紹介など見出しに分けたまとめ方も参考になるでしょう。

参考:新発売を記念して、本日9月14日(木)より、エレクトロン『男性用頭皮ケア』のギフトキャンペーンを実施!

「頭皮ケアの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

10月1日の「頭皮ケアの日」は、シャンプーやヘッドスパといった頭皮ケアに注目が集まりやすい日です。ケア関連商品を取り扱う企業の方や、頭皮ケアに関する情報を発信する方にとっては特に、「頭皮ケアの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「頭皮ケアの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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