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たわしの日(7月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日たわしの日(7月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月2日は「たわしの日」。今回は「たわしの日」の意味や由来を解説します。

また、「たわしの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に清掃業界の方や清掃グッズを開発・製造・販売している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「たわしの日」の意味・由来とは?

7月2日は「たわしの日」です。1915年(大正4年)のこの日、亀の子束子が特許を取得したことを記念し、株式会社亀の子束子西尾商店が制定しました。同社のたわし製品の販売促進を目的としたこの記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。

発売当時は類似品が多く、他社との差別化を図るため特許取得後は亀の商標も取得。大正8年から亀の子束子は紙に包まれて販売されるようになりました。100年以上の伝統ある亀の子束子は、耐久性の高さが魅力として今もなお愛され続けています。

現在「たわしの日」に特別なイベントなどは行われていません。

「たわしの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「たわしの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「たわしの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「たわしの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「たわしの日」を元に発信をする流れ

「たわしの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「たわしの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「たわしの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「たわしの日」を広報PRに活かした事例

「たわしの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「たわしの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例をピックアップしました。また、掃除に関する記念日である9月24日「清掃の日」の事例もGOODポイントとともに紹介します。

事例1.「たわしの日」に合わせて、たわしのイベントを開催

たわしなどの製造・販売をする株式会社亀の子束子西尾商店は、7月1、2日に「たわしの日」イベントを開催。イベントの詳細をプレスリリースで発表しました。

プレスリリースには、亀の子束子が誕生して116年になったことへの感謝を綴り、イベントの概要を掲載しています。イベントでは、たわしのキーホルダーが作れるワークショップ、たわしについて解説するミュージアム、たわし積みなどのコンテンツを用意しているとのこと。コンパクトな案内ですが、想いが伝わる内容です。

記念日と絡めた企画で、企業の認知度拡大にも貢献した事例といえるでしょう。

参考:「たわしの日」イベント開催のご案内

事例2.ステンレス加工のたわしを全国で販売開始

日用雑貨とアイディア商品を展開する株式会社コジットは、新商品「はさんでゴリゴリ!コゲ取りタワシ」を6月1日より全国発売することを発表しました。ステンレス加工の素材で、たわしで挟むことで両面の汚れを同時に取れるのが特徴です。

プレスリリースでは、鍋や網、水道の蛇口などさまざまなシーンで活用できることを画像で紹介しています。利用イメージが伝わる画像をピックアップした事例です。

参考:時短!はさめるタワシで表も裏も同時にキレイ!「はさんでゴリゴリ!コゲ取りタワシ」を6月1日(木)より発売

事例3.『LDK』4月号に「ズボラ掃除機ランキング2022」掲載を発表

女性誌『LDK』を発行している株式会社晋遊舎は、4月号に掲載される「ズボラ掃除機ランキング2022」や「アカ抜ける部屋づくり」「キッチン道具はかどる!GP」など、本誌の一部の掲載情報をプレスリリースで発信しました。

掃除機は、1万円台から5万円台までの話題のスティック掃除機10台で一斉テストした結果を本誌で掲載。1位だった商品はプレスリリースでも発表しています。続きやほかの順位の商品がきになり、雑誌を手に取りたくなるような内容がGOODポイント。

「たわしの日」にもたわしだけでなく、掃除道具といった視点で、人気掃除道具ランキング発表など幅広く広報PRできるでしょう。

参考:最高のスティック掃除機10製品ランキング! ズボラさんでも毎日使いたくなるとっておきの1台はどれ?【LDK 2022年4月号】

「たわしの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「たわしの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「たわしの日」にちなんだイベントやキャンペーンを実施したり、掃除道具に関する調査リリースを出したりするのも一案です。また、たわしを使う掃除に関連した、5月30日「掃除機の日」や9月24日「清掃の日」などと絡めるとより幅広い広報PRが期待できます。

今一度「たわしの日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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