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鯛の日(10月第2月曜)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日鯛の日(10月第2月曜)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月第2月曜は「鯛の日」。今回は「鯛の日」の意味や由来を解説します。

また、「鯛の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に漁業に携わっている方や、鯛料理を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「鯛の日」の意味・由来とは?

10月第2月曜は「鯛の日」です。三重県で真鯛を養殖する、三重県漁業協同組合連合会によって制定されました。

日付は、「体育の日(現:スポーツの日)」の「たい(い)くの日」と、「鯛食う日」の言葉を合わせたのが由来。毎年10月の第2月曜日が「スポーツの日」「鯛の日」となっており、2025年は10月13日が記念日にあたります。

日本有数の繁殖地として知られる三重県産の鯛を食べてもらうことで、美味しさをPRし、消費拡大につなげるのが記念日制定の目的です。

ご当地の食材として発信するのはもちろん、鯛料理を紹介したり、新商品のプレスリリースを発表したりといった広報PRにも有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「鯛の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「鯛の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「鯛の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「鯛の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「鯛の日」を元に発信をする流れ

「鯛の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「鯛の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「鯛の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「鯛の日」を広報PRに活かした事例

「鯛の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「鯛の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「鯛の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.真鯛の未利用部位を活用した冷や汁の素の販売開始を発表

個別宅配「らでぃっしゅぼーや」を運営するオイシックス・ラ・大地株式会社は、冷や汁の素「野菜たすだけ 鯛だしで食べる国産真鯛冷や汁」の販売開始をプレスリリースで発表しました。

おいしそうな商品の写真をプレスリリースのメイン画像に設定することで、読み手の目を引きます。出汁のベースが未利用部位となってしまう真鯛だとし、フードロスに配慮した商品であることも記載。公益性の高い内容に仕上がっています。記念日を絡めた事例ではありませんが、真鯛を使用した新商品の参考になるプレスリリース配信です。

参考:【らでぃっしゅぼーや】サステナブルとタイパを両立!捨てられてしまう素材を使った暑い夏に嬉しいタイパごはん「冷や汁の素」が新登場!

事例2.リポストで「金目鯛天」がもらえるXキャンペーンの実施を発表

飲食店の経営を手掛けるサトフードサービス株式会社は、運営する「天丼・天ぷら本舗 さん天 」でX(旧 Twitter)投稿キャンペーンの実施をプレスリリースで発表。キャンペーン投稿のリポストで、「金目鯛天」をもれなく全員にプレゼントすることを紹介しました。

ひと目でキャンペーン内容がわかるバナー画像がGOODポイントです。プレゼントの受け取り方法などの大切な情報は枠で囲い、Xのリンクもボタン機能を活用。「鯛の日」に関する発信ではありませんが、読み進めやすい工夫がちりばめられた好事例です。

参考:【天丼・天ぷら本舗 さん天】4/18~何度でも「金目鯛天」がもらえるXキャンペーン開催!

事例3.「鯛塩そば 灯花」が福岡初出店を発表

ラーメン店「鯛塩そば 灯花」を運営する株式会社グッドヌードルイノベーションは、福岡空港内「ラーメン滑走路」にて新店がオープンすることを発表。オープンに先駆け試食会を開催するとし、詳細をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースのメイン画像には系列店のイメージを掲載し、本文でも既存店の行列の様子や看板メニュー「鯛塩らぁ麺」などを写真で紹介。読み手の期待感を高めたのち、オープン情報と試食会招待について記載しています。記念日をちなんだ事例ではありませんが、丁寧な構成が参考になるプレスリリースです。

参考:【九州福岡初上陸】行列の人気店『鯛塩そば 灯花』が10/24 福岡空港内にオープン! !☆10/22・23☆ オープン前試食会開催☆

「鯛の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

毎年10月第2月曜日の「鯛の日」は、魚の中でも鯛に注目が集まり、鯛料理や養殖事業を想起させるきっかけになる日です。鯛料理の開発・販売を行う企業の方や、養殖に関するサービスの展開を検討している方にとっては特に、「鯛の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「鯛の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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