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調味料の日(11月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日調味料の日(11月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月3日は「調味料の日」。今回は「調味料の日」の意味や由来を解説します。

また、「調味料の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、調味料を中心に取り扱う企業の方はぜひ参考にしてみてください。

「調味料の日」の意味・由来とは?

11月3日は「調味料の日」です。野菜ソムリエ養成講座の実施や「調味料選手権」の開催を手掛ける、一般社団法人・日本野菜ソムリエ協会によって制定されました。

日付は「い(1)い(1)味(3)」と読む語呂合わせが由来。また、伝統調味料を使った和食のすばらしさを発信するため「文化の日」に合わせたのも由来です。

記念日制定の目的には、日本の調味料を通して豊かな食生活を送ってもらうことや、調味料業界を活性化させることなどを掲げています。

「調味料の日」に特化した広報PR活動は多くありませんが、調味料は日本人の食生活に欠かせないもののひとつです。

自社で販売している調味料の発売情報や使い方をプレスリリースで紹介したり、調味料の魅力を発信したり、多様な施策に活かしやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「調味料の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「調味料の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「調味料の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「調味料の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「調味料の日」を元に発信をする流れ

「調味料の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「調味料の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「調味料の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「調味料の日」を広報PRに活かした事例

「調味料の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「調味料の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「調味料の日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.日本一の調味料を決める「調味料の日」イベント

フードディスカバリー株式会社が運営する一般社団法人・日本野菜ソムリエ協会は「第14回調味料選手権2023」最終審査会開催についてプレスリリースを配信。2023年11月3日の「調味料の日」にちなんだ調味料の日本一を決定するイベントです。

全国各地から応募された調味料から2023年のナンバーワンを決め、「調味料の日」当日には受賞商品を集めたプログラムも展開。プレスリリースでは、エントリーした211品の写真や、これまでの受賞商品なども紹介しています。

「調味料の日」をフックにプレスリリース配信し、多くの人の注目を集めた広報PR事例です。

参考:❝今年の調味料 日本一❞が決定!「第14回調味料選手権2023」最終審査会開催

事例2.「火育」にもおすすめの簡単キャンプ飯レシピ

各種調味料や加工食品、栄養ケア食品などの製造・販売を手掛ける味の素株式会社は、同社が運営する食のコミュニティ「味のもト~ク」でキャンプの際に使用する味の素㈱商品のアンケート調査を実施。火について学びながら、子どもと調理を楽しむ「火育」をテーマとしたアウトドアシーズンにおすすめのレシピをプレスリリースで紹介しました。

プレスリリースでは、調味料をひとつだけしか使わない「オム回鍋肉ライス」や、「味の素」で作るチャーハン、マヨネーズを使ったホットサンドなどのレシピを画像とともに掲載。子どもが食べやすい食材と定番調味料を組み合わせたメニューが特徴です。

記念日に関する事例ではありませんが、ファミリー層の興味を引きやすいテーマを押さえることで、より効率的な認知拡大・販売促進効果へとつなげています。

参考:味の素(株) 長かった夏も終わり、アウトドアにぴったりのシーズン到来キャンプで楽しく「火育」!子どもと作るおいしいキャンプ飯レシピをご紹介!

事例3.調味料に関するWebアンケート調査結果をプレスリリースで紹介

アウトドアメディア「TACKLE NOTE」を運営する株式会社ベストアクティは、エビフライにかける調味料について調査を実施。2023年10月、10〜60代の男性28人、女性72人を対象に調査した結果をレポートとして配信しました。

調査リリースでは、アンケート概要を紹介したうえで、52人がタルタルソース、18人がソース、9人がマヨネーズを選んだ結果を発表。グラフを掲載し、各回答のコメントを紹介しているのがGOODです。「調味料の日」のプレスリリースではありませんが、記念日に絡めた調査レポートとして、構成も参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考:【アンケート調査】エビフライにかける調味料は?濃いめの調味料が人気 

「調味料の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月3日の「調味料の日」は、醤油やマヨネーズなどあらゆる調味料に注目が集まりやすい日です。食品の製造に携わっている方や、調味料に着目したレシピ開発などを行う企業の方にとっては特に、「調味料の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「調味料の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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