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証券投資の日(10月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日証券投資の日(10月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月4日は「証券投資の日」。今回は「証券投資の日」の意味や由来を解説します。

また、「証券投資の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に活かしている企業の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に金融業界の方や、上場に関するプレスリリースを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「証券投資の日」の意味・由来とは?

10月4日は「証券投資の日」です。1996年、全国の証券会社が集う日本証券業協会(JSDA)によって制定されました。2009年には登録名称を「投資の日」に変更しましたが、2017年に「証券投資の日」として再登録しています。

日付は、「とう(10)し(4)」と読む語呂合わせから。証券投資に関する情報を発信し、より多くの人に興味・関心を持ってもらうことが目的です。

毎年10月4日やその前後には、証券界を中心に「証券投資の日」にちなんだ啓発活動が実施されています。証券取引情報を公開するだけでなく、自社の上場や経営状況などを知らせるためにも役立つでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「証券投資の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「証券投資の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「証券投資の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「証券投資の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「証券投資の日」を元に発信をする流れ

「証券投資の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「証券投資の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「証券投資の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「証券投資の日」を広報PRに活かした事例

「証券投資の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「証券投資の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「証券投資の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「投資の日」に金銭教育映画の上映会を開催

営業支援サービスを提供するモズエンタープライズ株式会社は、10月4日の「投資の日」に、ドキュメンタリーとコメディーを取り入れた金銭教育映画「お金が足りない。」の上映会を開催することをプレスリリースで発表しました。金銭教育を題材に、お金の理念やあり方についてコメディタッチでわかりやすく描いた映画です。

プレスリリースには、予告動画とともに映画の注目ポイント、ストーリー、制作背景などを記載。「お金が足りない。」ので、監督自ら監督役に挑戦したり、映画の制作途中にクラウドファンディングに挑戦したりといった、制作裏話も紹介しています。

映画の内容がマッチする記念日に上映会を開催することで、映画の認知拡大につなげた広報PR事例です。

参考:【日本初】ファイナンシャル×ドキュメンタリー×コメディー!金銭教育エンターテインメント映画『お金が足りない。』10月4日【投資の日】に渋谷で上映会開催決定

事例2.初心者向けの投資学習プラットフォームの公開をプレスリリースで発表

投資初心者向けWebサイト「いろはに投資」を運営する株式会社インベストメントブリッジは、初心者向けの学習プラットフォーム「いろはにマネー」を公開したことをプレスリリースで発表。

プレスリリースでは、「いろはにマネー」についての詳細を掲載。累計3,000万以上のアクセス数を持つ「いろはに投資」の記事を元に、会員制度や学習コース機能などを付け加えたことを紹介しています。また、できることとして、お金・投資に関する記事だけでなく、NISA、iDeCo、クレジットカードなどさまざまなカテゴリを学べるといった特徴を画像とともにわかりやすく解説しているのがGOOD。

記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、自社サービスを活かした「投資」に関連する情報発信として参考になる事例です。

参考:投資未経験者、初心者向けの学習プラットフォーム「いろはにマネー」を公開。リリース記念!投資の世界へGOGO!!キャンペーンも開始

事例3.投資資金が当たるキャンペーンを開催

CHEER証券株式会社は、NISA口座での国内株式・米国株式の取扱開始を記念し、「CHEER証券で個別株はじめようキャンペーン」を開催することをプレスリリースで配信。国内株式店頭取引・米国株式店頭取引で10,000円以上お買付の方に、抽選で4人に1人1万円分の投資資金をプレゼントするキャンペーンです。

プレスリリースでは、キャンペーンの詳細を表にまとめて掲載することでひと目でわかりやすくしているのがGOODです。記念日に関連した発信ではありませんが、キャンペーンをフックに証券会社の認知拡大を高めた好事例といえます。

参考:4人に1人に10,000円分が当たる!「CHEER証券で個別株はじめようキャンペーン」開催のお知らせ

「証券投資の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「証券投資の日」は、投資に注目が集まり、証券取引や資産運用を想起させるきっかけになる日です。金融商品を扱う企業の方や、証券取引に関する情報を発信している企業の方にとっては特に、「証券投資の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「証券投資の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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