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かき氷の日(7月25日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日かき氷の日(7月25日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月25日は「かき氷の日」。今回は「かき氷の日」の意味や由来を解説します。

また、「かき氷の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方やかき氷を提供している飲食店を運営している企業、かき氷に関連する商品を製造・販売している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「かき氷の日」の意味・由来とは?

7月25日は「かき氷の日」です。一般社団法人・日本かき氷協会が制定。日本の食文化の一つ「かき氷」の文化を守り、氷業界・かき氷飲食店舗などのかき氷に関わる業種とのつながりを深め、かき氷の素晴らしさを広めることを目的としています。

「かき氷」は別名「夏氷(なつごおり)」とも呼ばれ、「な(7)つ(2)ご(5)おり」と読む語呂合わせからこの日が選ばれました。また、1933年(昭和8年)のこの日、フェーン現象で山形県山形市の気温が日本最高気温40.8℃を記録したことにもちなんでいます。

この日には、かき氷を扱う飲食店やかき氷に関するさまざまな企業がキャンペーンなどを実施しています。

「かき氷の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「かき氷の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「かき氷の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「かき氷の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「かき氷の日」を元に発信をする流れ

「かき氷の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「かき氷の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「かき氷の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「かき氷の日」を広報PRに活かした事例

「かき氷の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「かき氷の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものの、かき氷にちなんだプレスリリースは、今後「かき氷の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「かき氷の日」にちなんでアレンジレシピを公開

野菜飲料やトマトケチャップなどさまざまな商品を展開するカゴメ株式会社は7月25日「かき氷の日」に合わせて、カゴメトマトジュースを使った「トマトジュースシャーベット」とそのアレンジレシピを開発したことをプレスリリースで公表。冷凍王子こと西川剛史さん監修のもと開発したレシピです。

プレスリリースでは、開発した「トマトジュースシャーベット」とそのアレンジレシピを画像とともに紹介。レシピの紹介だけでなく、子どもの自由研究課題として「自由研究シート」を公式Twitterで公開したことも記載しています。夏休みが始まるタイミングに合わせて、親子で楽しむことができる企画です。

参考:7月25日は「かき氷の日」 冷凍王子 西川剛史さん監修 凍らせレシピ「トマトジュースシャーベット」を公開

事例2.「大人のフルーツかき氷」テーマの企画を館内で実施

表参道ヒルズは2023年7月1日〜8月31日の期間中、館内8店舗で「大人のフルーツかき氷」を館内8店舗で実施することをプレスリリースで発表。2017年にスタートしたこのかき氷企画は、今年で7年目となる夏の風物詩として人気の企画です。

今年のテーマは、贅沢に楽しむ「大人のフルーツかき氷」。プレスリリースには、瑞々しい旬の味覚を楽しめるかき氷の写真を掲載。それぞれの商品を特長と提供期間を紹介しています。同時にアパレル店などで開催するサマーセールについても紹介し、来店を促している点もGOODです。

記念日に絡めた広報PR活動ではありませんが、複数のかき氷の紹介の仕方はプレスリリースを配信する際に、参考になる事例といえるでしょう。

参考:例年大好評!表参道ヒルズ夏のかき氷企画 今年のテーマは贅沢に楽しむ「大人のフルーツかき氷」旬の味覚を引き立てる意外な隠し味やアクセントが効いた色鮮やかな期間限定メニューを8店舗で展開

事例3.糖質10グラム以下に抑えた「低糖質かき氷」を期間限定販売

医薬品、食品を製造する化学・日用品メーカーのサラヤ株式会社が運営するカフェ&ダイニング「神宮前 らかん・果」にて、7月1日より「低糖質かき氷」が夏季限定で登場。糖質を10g以下に抑えた3種類を販売することをプレスリリース配信しました。

プレスリリースには、抗酸化作用や糖尿病予防、アレルギー予防などの効果を期待できるウリ科の果実「羅漢果(らかんか)」を使用していることを記載。シズル感のある写真とともに、提供するかき氷を紹介しています。カロリーを気にせず美容にもうれしいかき氷は目を引きます。記念日にちなんだ発信ではありませんが、甘未と健康・美容を組み合わせた好事例です。

参考:神宮前 らかん・果より、今年も糖質10g以下の「低糖質かき氷」が夏季限定登場!

「かき氷の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「かき氷の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「かき氷の日」にあたる7月25日は季節的にも暑くなり、普段かき氷をあまり食べない人でも食べたくなる時期です。キャンペーンやイベントはもちろん、夏ならではの食べ物に関連する調査リリースを出してみるのも一案です。

今一度「かき氷の日」をきっかけに自社製品やサービスなどを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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