PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
七五三(11月15日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日七五三(11月15日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月15日は「七五三」。今回は「七五三」の意味や日付の由来を解説します。

また、「七五三」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、実際に活かしている企業の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にファミリー向けの企画を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「七五三」の意味・由来とは?

11月15日は「七五三」の日。3歳・5歳・7歳を節目に、子どもの成長を祝う日本の記念日です。

記念日を祝う年齢には男女で違いがあり、数え年で男児は3歳・5歳、女児は3歳・7歳に参詣します。日付の由来は諸説ありますが、江戸時代に徳川綱吉の子どもである徳松の祝いが、11月15日に行われたためという説が一般的です。

毎年「七五三」の時期には、全国各地で多様なイベント・キャンペーンが行われています。特定の年齢を対象とした企画だけでなく、子ども向けの商品を紹介したり、ファミリー向けのプロジェクトを企画したりといった広報PR活動に活かせるでしょう。

「七五三」をきっかけに広報PR活動をする効果

「七五三」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「七五三」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「七五三」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「七五三」を元に発信をする流れ

「七五三」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「七五三」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「七五三」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「七五三」を広報PRに活かした事例

「七五三」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「七五三」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.日常使いから七五三まで使用できる子ども用防水ブーツの販売を開始

丸紅コンシューマーブランズ株式会社が運営する子ども靴ブランド「IFME」は、七五三などフォーマルシーンに適した防水機能付きの「フォーマル防水ブーツ」の発売をプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、「和装に合うブーツ」とし、「七五三」やフォーマルイベントでも活用できるデザイン性と機能を備えた商品であることを紹介。なかでも「七五三の特別な日」の使い方がイメージしやくなるように、和装に合わせた着用シーンを掲載しているのがGOODです。「七五三」をフックに商品の魅力を伝えた参考事例です。

参考:子ども靴の「IFME」のフォーマル向け新アイテム 袴ブーツスタイルにも合う、IFME初のフォーマルブーツが登場

事例2.大好評のプランを期間限定リニューアル

株式会社アップルツリーファクトリーが運営するライフスタジオ自由が丘店は、野外撮影とスタジオ撮影を組み合わせた「おでかけPHOTO」プランを期間限定でリニューアル。詳細をプレスリリースで配信しました。

期間限定という特別感と、野外撮影とスタジオ撮影をした七五三や成人式などの写真を多数掲載し、読み手が興味を持ちやすいプレスリリースの構成がGOOD。プランの詳細を明確に記載し、ブランドのコンセプトやリピーターが多い背景、店舗の特徴も丁寧に伝えられているのもポイントです。「七五三」に限らず大切な思い出をきっかけにと、多くの人に自社のプランの情報を届けた好事例です。

参考:[おでかけPHOTO]東京都、ライフスタジオ自由が丘店限定、野外とスタジオの撮影がどちらも充実の撮影をリニューアル。

事例3.子どもの「七五三撮影の実態」に関する調査結果を公開

株式会社渡辺写真館が運営するフォトスタジオワタナベ(渡辺写真館)では、「七五三撮影の実態」を調査し、その結果をプレスリリースで公開しました。

利用実態をデータで示すことで、顧客のニーズやトレンドを明確にしています。市場データを掲示したプレスリリースは、信頼性を高めやすく生活者やメディア関係者の関心を引きます。独自の「七五三」に関する調査リリースを配信し、自社サービスを広報PRした参考事例です。

参考:9割以上の家庭が、子どもの「七五三撮影」をフォトスタジオや写真館に依頼している!株式会社渡辺写真館が「七五三撮影の実態」に関する調査を実施!

「七五三」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月15日の「七五三」は、子どもの成長を祝うイベントやお宮参りを想起させるきっかけになる日です。子ども向けの限定企画を検討している方や、ファミリー向けのイベントを企画する企業の方にとっては特に、「七五三」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「七五三」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ