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くつの日(9月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日くつの日(9月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月2日は「くつの日」。今回は「くつの日」の意味や由来を解説します。

また、「くつの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に靴業界の方やアパレル・ファッション業界の方、靴に関するサービスなどを提供している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「くつの日」の意味・由来とは?

9月2日は「くつの日」です。「く(9)つ(2)」(靴)と読む語呂合わせからダイアナ株式会社の谷口秀夫氏が制定しました。

ダイアナ株式会社は、東京銀座に本店を構える婦人靴を中心としたオリジナルブランド。自社の靴の素晴らしさを多くの人に知ってもらうことを目的として記念日を制定しました。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。日本記念日協会より第8号「記念日文化功労賞」も受賞しています。

この日は「ダイアナの靴の日」とも呼ばれていおり、また、靴に関する別の記念日として3月15日「靴の記念日」があります。

「くつの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「くつの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「くつの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「くつの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「くつの日」を元に発信をする流れ

「くつの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「くつの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「くつの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「くつの日」を広報PRに活かした事例

「くつの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「くつの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例を紹介します。

事例1.自社商品が累計販売数1万足突破したことをプレスリリースで発表

ファッションブランド&セレクトショップ『ANTIQUA(アンティカ)』を展開する株式会社antiquaは、自社が運営する通販サイトで人気のトレーニングサンダルが累計販売数1万足を突破したことをプレスリリースで発表。トレーニングサンダルは、かかと中心に比重がかかり、履くと自然に姿勢が矯正される機能性サンダルです。

「1万足突破」といった具体的な数字をプレスリリースのタイトルに入れることで、瞬時に話題のアイテムだと伝えられます。販売実績から注目度の高さがわかるタイトルのつけ方が参考になります。プレスリリースの本文には、商品の特徴とともに、実際に履いているときと履いていないときの比較画像を掲載し、トレーニングサンダルの有用性や魅力がアピールできていてGOOD。

記念日にちなんだ事例ではありませんが、自社の靴の目標販売数を突破した際に参考となる好事例です。

参考:履くだけで美姿勢が叶う!?お洒落を楽しみながら体幹が鍛えられる大人気の「トレーニングサンダル」が、シリーズ累計1万足を突破。

事例2.靴の所持数に関する調査リリースを配信

スニーカーに関する情報メディア「すにらぼ」は、男女300人を対象に靴の所持数に関するアンケート調査を実施。結果を調査リリースとして配信しました。

靴の所持数の平均は10.4足(男性8.2足、女性12.2足)であることが判明。プレスリリースの冒頭に調査要約を記載し、結論から述べた構成がGOODです。スニーカー、革靴、ブーツ、パンプスなどのそれぞれの種類の所持数についてもグラフを用いてわかりやすく説明しています。

「くつの日」にちなんだ事例ではありませんが、靴に特化したサイトを運営する企業ならではの独自調査と配信は、今後の広報PRの参考になる事例ではないでしょうか。

参考:靴の平均所持数は10.4足!男女300名のスニーカー・革靴・ブーツ・パンプスなどの所持数からわかる傾向

事例3.高橋みなみさんが出演する新TVCMを全国で放映

靴とシューズの専門店を展開する株式会社チヨダは、「父の日」に合わせて立ったまま履ける「セダークレスト スパットシューズ」のTVCMを全国で放映することをプレスリリースで配信。

プレスリリースでは、イメージキャラクターである高橋みなみさんが出演するCMが視聴できるようにYouTubeを埋め込み掲載しているのがGOODです。「くつの日」ではなく「父の日」に関連した広報PRですが、記念日とうまく組み合わせて靴の贈り物の提案を行った好事例です。

参考:「父の日は靴の日!」株式会社チヨダ、イメージキャラクター高橋みなみさん出演の立ったまま「スパッ!と」履ける、セダークレスト スパットシューズの新TVCMを6月6日(木)より全国で放映

「くつの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「くつの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「くつの日」にちなんだイベントやキャンペーンを実施したり、くつに関する調査リリースを出したりするのも一案です。また、3月15日「靴の記念日」や2月22日「スニーカーの日」など、靴に関連する記念日と絡めてもよいでしょう。

今一度「くつの日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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