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海老の日(9月第3月曜日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日海老の日(9月第3月曜日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月第3月曜日は「海老の日」。今回は「海老の日」の意味や由来を解説します。

また、「海老の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、海老を使った商品・メニュー開発や提供に携わっている方は参考にしてみてください。

「海老の日」の意味・由来とは?

9月第3月曜日は「海老の日」です。老舗海老問屋として水産物の加工販売を手掛ける、毎味(ことみ)水産株式会社によって制定されました。

縁起のよい海老を食べて高齢者に感謝・敬意を表し、健康・長寿をお祝いするきっかけにしてもらうよう「敬老の日」と同日に定められています。2024年は9月16日、2025年は9月15日が「海老の日」です。

海老は、目玉が出ていることから「おめでたい」食材として知られています。長寿の象徴であり、日本人にとってなじみ深い海鮮でもあるため「敬老の日」「海老の日」を合わせた企画を展開したり、海老を使った自社商品をプレスリリースで紹介したりといった広報PR活動に活かしやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「海老の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「海老の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「海老の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「海老の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「海老の日」を元に発信をする流れ

「海老の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「海老の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「海老の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「海老の日」を広報PRに活かした事例

「海老の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「海老の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「海老の日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「海老の日」から発足したイベントのレポートを配信

「敬老の日」に海老を食べるという新しい食文化を提案している一般社団法人・日本海老協会は、2023年6月6日〜12日に開催した「もっと海が好きになる!エビフェス!2023 in OSAKA」のレポートをプレスリリースで紹介しました。日本財団が展開する「海と日本プロジェクト」の一環として、海老のおいしさやフードロスについて考えることを目的としたイベントです。

プレスリリースでは本イベントの概要を説明したうえで、写真と動画を交えながら会場の様子を紹介。啓発活動であることがわかるよう、開催の背景を訴求したのもGOODです。「海老の日」と絡めて発信することで、メディア関係者の目にも留まりやすくなっています。

参考:エビフェス!2023 in OSAKA、全国から多彩なエビ料理が大集合!もっと海が好きになる!!第1回「全日本海老選手権」最高金賞を受賞したのは??

事例2.海老専門ブランドの4周年に合わせてリニューアル

FGROW JAPAN株式会社が展開する海老専門D2Cブランド「海老乃家」は、4周年を記念してホームページやオンラインショップをリニューアルしたことを発表しました。ブランドメッセージを一新するほか、セット商品の追加やチャットサービスの導入についてプレスリリースで訴求しています。

「海老の日」にちなんだ広報PR施策ではありませんが、海老を専門とするブランドの周年記念という独自性・希少性が魅力的な事例です。リニューアル情報をプレスリリースで発信することで、多くの人に認知を広めた有用な広報PR活動といえるでしょう。

参考:海老専門ECサイト『海老乃家』4周年記念 ホームページをリニューアルオープン

事例3.海老を使った多様なメニューを展開する1ヵ月限定企画

株式会社オークラ ニッコー ホテルマネジメントは、ホテル日航成田で「海老フェア」を開催することをプレスリリースで配信。館内のレストラン3店舗にて、海老を使った和洋メニューや海老カツバーガーなど、多様な商品を提供するプロジェクトです。

プレスリリースでは、「海老フェア」のほかに10月から開催される「長崎フェア」についても触れています。各店舗で提供する商品を豊富な画像とともに紹介しているのがGOOD。記念日に関した広報PRではありませんが、海老が好きな人はもちろん、期間限定企画ならではの食事を楽しみたい人へのアプローチにも効果的な好事例です。

参考:【ホテル日航成田】海老の旨味を堪能できる『海老フェア』2023年9月1日(金)より開催

「海老の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

9月第3月曜日の「海老の日」は、海鮮の中でも海老に注目が集まりやすい日です。レストランの運営に携わっている方や、海老を使ったメニュー開発・提供などを行う企業の方にとっては特に、「海老の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「海老の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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