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絹婚記念日(10月22日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日絹婚記念日(10月22日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

10月22日は「絹婚記念日」です。今回は、「絹婚記念日」の意味や由来について解説します。

また、「絹婚記念日」と絹婚式を意識した広報PRの事例もご紹介。夫婦向けの記念日サービスを用意している企業や、製品を開発・販売している企業はぜひ参考にしてみてください。

「絹婚記念日」の意味・由来とは?

10月22日は、「絹婚記念日」です。日本ネクタイ組合連合会と日本スカーフ協会により、1995年に制定されました。

そもそも絹婚式とは、結婚12周年を記念した結婚記念日のことを指します。結婚して10年以上連れ添った夫婦の絆を、丈夫かつ美しい絹に喩えてお祝いします。そんな絹婚式に由来して制定されたのが「絹婚記念日」です。

「絹婚記念日」は日本独自の記念日。大きなイベントは開催されておりませんが、絹婚式を迎えた夫婦は、ネクタイやスカーフなど絹を扱ったアイテムをプレゼントするのが一般的とされています。

「絹婚記念日」をきっかけに広報PR活動する効果

「絹婚記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「絹婚記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「絹婚記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「絹婚記念日」を元に発信をする流れ

「絹婚記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「絹婚記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「絹婚記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「絹婚記念日」を広報PRに活かした事例

「絹婚記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「絹婚記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「絹婚記念日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.大切な記念日や節目の年のセレモニープラン「Vow Renewal & Surprise Plan」を販売

株式会社近鉄・都ホテルズが運営する都ホテル岐阜長良川は、ウエディングプラン「Vow Renewal & Surprise Plan」の販売を開始したことをプレスリリースで配信。“誓いの更新”を意味するセレモニーは、夫婦の節目や結婚式を挙げられなかった方へのサプライズにも利用可能なプランです。

どこのホテルでどんなプランの販売なのかがひと目でわかるようにまとめられたプレスリリースのタイトルがGOOD。メイン画像には、ワンピースを着用した女性が手紙を手にするイメージを起用し、「お互いの気持ちを手紙に込め、改めて伝え合う」というプランのテーマを伝えている点も真似をしたいポイントです。

「絹婚記念日」にちなんだプレスリリースではありませんが、絹婚式にも利用できるプランの広報PRの参考事例です。

参考:【都ホテル 岐阜長良川】2人の大切な記念日、節目の年に再び誓い合う ウエディングプラン「Vow Renewal & Surprise Plan」を販売

事例2.未来のウェディングプランナーが結婚式をプロデュース

学校法人コミュニケーションアートが運営する大阪ホテル・観光&ウェディング専門学校は、未来のプランナーたちが結婚式を挙げられていないカップルに向けて、結婚式をプロデュースします。2025年度挙式の新郎新婦の募集をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、当プロジェクトのビジョンやこだわりが丁寧に説明されているだけでなく、同校の建学の理念や教育コンセプトも掲載。学生がプロデュースする結婚式への理解や賛同ができる利用者を対象としていることが、しっかりと伝わる内容にまとめられている点がGOODポイントです。

記念日にちなんだ事例ではありませんが、過去の挙式風景を写した写真を載せるなど企画のイメージがわかりやすい構成が参考になるでしょう。

参考:【感動のバウリニューアルで永遠の愛を誓う】未来のウェディングプランナーが叶える特別な一日を提供します。

事例3.英国王室御用達のローズガーデンで愉しむ「バウリニューアル」の開催決定

株式会社ニュー・オータニが運営する「ホテルニューオータニ(東京)」は、屋上庭園で30種3万輪が咲き誇る「レッドローズガーデン」のオープンについてプレスリリースを配信。ローズガーデンで愉しむ「本格アフタヌーンティー」や「バウリニューアル」の開催も同時に発表しました。

プレスリリースではローズガーデンのオープンと合わせ、期間限定の宿泊プランや人数を限定したアフタヌーンティーイベントの開催も告知しています。記念日にちなんだ事例ではないものの、ご夫婦があらめてお互いへの感謝の気持ちを伝え、絆を誓い合うプラン『バウリニューアル at レッドローズガーデン』など、絹婚式にも利用できる情報が掲載されたプレスリリースです。目を引くイメージ画像を豊富に載せた参考事例です。

参考:ニューオータニのお花見は6/2“ローズの日”まで!30種3万輪が咲き誇る「レッドローズガーデン」がOPEN!

「絹婚記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「絹婚記念日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

結婚12周年をお祝いする絹婚式は、数ある結婚式のなかではあまり知られていないのが現状です。そのため、まず絹婚式を知ってもらうためには、「絹婚記念日」と別の記念日を掛け合わせるのがおすすめ。夫婦に関連する記念日として認知度の高い「いい夫婦の日」は、「絹婚記念日」とは1カ月違いで日付が近いので、広報PRの取り組みもしやすいでしょう。ぜひ検討してみてください。

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