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12月25日は「スケートの日」。今回は「スケートの日」の意味や日付の由来を解説します。
また、「スケートの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連する広報事例をご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にスポーツ業界の方や、アイススケートに関する事業を展開している方は、ぜひ参考にしてみてください。
「スケートの日」の意味・由来とは?
12月25日は「スケートの日」です。一説によると1982(昭和57)年、スケート場業界の任意団体である日本スケート場協会によって制定されたといわれています。しかし、記念日を制定したといわれる日本スケート場協会は現在活動しておらず、制定の事実を正式に確認できる記録はありません。
日付は、1861年12月25日に、北海道に滞在していたイギリスのトーマス・ブレーキストン(トマス・ブラキストン)氏が、日本ではじめてスケートを行ったとされる言い伝えにちなんでいます。
また、1792年12月25日に、ロシアの使節ラクスマン一行が、結氷期の根室湾内でスケートをしたエピソードを由来とする説も有力です。
「スケートの日」は全国的に広く知られているため、スポーツ業界に関わる企業であれば、広報PR活動に活かしやすい記念日ともいえるでしょう。
「スケートの日」をきっかけに広報PR活動する効果
「スケートの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「スケートの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「スケートの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「スケートの日」を元に発信をする流れ
「スケートの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「スケートの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「スケートの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「スケートの日」を広報PRに活かした事例
「スケートの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「スケートの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「スケートの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
事例1.スケートボードやアイススケートが楽しめる施設をオープン
株式会社トランジットホールディングスは、株式会社トランジットオペレーションサービスが運営する「FOLKWOOD SKATE PARK 八ヶ岳」のオープン情報をプレスリリースで公開しました。パートナー企業である株式会社オーチョ・ブライト・インターナショナルとともに協業するスケートパークです。
冬季にはアイススケートやミニフィギュアスケートを展開。スケートボードエリアは通年利用可能となり、本施設ならではの設備の数々を紹介しています。カフェで提供するメニューも訴求しており、写真付きでピックアップしたのがGOOD。「スケートの日」に関する事例ではありませんが、キーワードと関連性の高い広報PR施策として非常に参考になります。
参考:トランジットグループが、初の直営スケートパーク〈 FOLKWOOD SKATE PARK 八ヶ岳 〉をオープンいたします。
事例2.2024~2025年の冬を楽しむ地域イベントを紹介
YMC協議会や横浜市などから構成されるYMC冬季山下公園イベント実行委員会は、2024年12月5日から2025年3月2日にかけて開催する「Winter Wonder Park Yokohama 2024」についてプレスリリースを配信しました。横浜市の山下公演にて、入場料無料で提供するウィンターイベントです。
「スケートの日」とは異なる事例ですが、有料で利用可能なスケートパークをピックアップし、この時期ならではの楽しみ方を提案しているのがGOOD。イベント情報と併せて、SNSで開催するキャンペーン情報にも触れています。
参考:12月21日(土)~25日(水)限定、サンタがスケートコーチ!?スケートリンクとイルミネーションで山下公園がクリスマス一色に!「Winter Wonder Park Yokohama 2024」
事例3.子どもから大人まで楽しめるウィンターイベントを展開
株式会社ビバは、京都市内の屋外型アイススケートリンクで開催する「ビバスクエア京都 アイススケートパーク2024-2025」についてプレスリリースを配信。アイスウォークやスケート教室など、期間中に体験できるプログラムを紹介しています。
現地の様子がわかる写真を複数掲載し、日中の遊びやすさだけでなく夜のライトアップの魅力も伝えているのがGOODポイントです。「スケートの日」に特化した事例ではありませんが、親和性が高いため記念日と絡めることでより効果的な認知拡大が期待できるのではないでしょうか。
参考:【梅小路公園】京都市内唯一の屋外型スケートリンク『ビバスクエア京都 アイススケートパーク2024-2025』が11/30(土)オープン!11/30㈯・12/1㈰オープニングイベント・アイスショー開催
「スケートの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
12月25日の「スケートの日」は、フィギュアスケートをはじめとするアイススケートに注目が集まりやすい日です。スケートに関わる企業の方や、スケート関連の製品を販売する企業の方にとっては特に、「スケートの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
また、「スケートの日」にちなんだアンケートを実施し、調査リリースとして発信するのも一案です。お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「スケートの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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