筋肉を考える日
9月4日は「串の日」。今回は「串の日」の意味や由来を解説します。
また、「串の日」にちなんだ広報PR活動を行う効果やポイント、実際に取り入れている広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、食品を扱っている企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「串の日」の意味・由来とは?
9月4日は「串の日」です。冷凍食品の製造・販売を手がける株式会社味のちぬやによって制定されました。
日付は、「く(9)し(4)」の語呂合わせに由来しています。
また、運動会やお祭りなど、外で飲食することの多い季節であることから、片手で手軽に食べられる串ものの食品を積極的に食べてほしいという願いが込められています。
「串の日」には、株式会社味のちぬやをはじめ各メーカーや飲食店から新商品やキャンペーンが展開されています。
「串の日」は一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されました。
「串の日」をきっかけに広報PR活動する効果
「串の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「串の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「串の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「串の日」を元に発信をする流れ
「串の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「串の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「串の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「串の日」を広報PRに活かした事例
「串の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「串の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる関連事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「串の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
事例1.「串の日」に全ドリンクメニューがお得になるキャンペーンを開催
株式会社ファッズは、2024年9月4日の「串の日」に合わせて日本最大級のイベントを開催。全国200店舗を対象に、ドリンクメニューを103円(税込)で提供する割引企画を展開することをプレスリリースで発表しました。
「串の日」だけでなく「ファッズの日」と独自の記念日も積極的に発信し、自社ならではの企画を実現したのがGOODポイント。プレスリリースでは、記念日や価格を大々的に記載した画像を複数掲載し、視覚的にアプローチしています。
参考:全国200店舗規模の大人気居酒屋ブランドたちが(串の日)9月4日に日本最大級のイベントを開催!『新時代』をはじめファッズ全ブランドの全店舗でドリンク全品94円(税込103円)!
事例2.2週間限定の「串の日」企画を展開
「串カツ田中」を展開する株式会社串カツ田中ホールディングスは、「串の日 串カツ田中BIG3」と題したキャンペーン情報を発表しました。2024年9月4日の「串の日」にちなんで、限定セットやクーポン配布など3つの企画を展開する取り組みです。
プレスリリースでは本企画を簡単に紹介したうえで、詳細をひとつずつピックアップしているのがGOOD。記念日をきっかけに来店を促したり、限定メニューの認知を広めたりといった効果が期待できます。
参考:【9月4日は串(94)の日!】毎年恒例の串の日キャンペーン!「串の日 串カツ田中BIG3」を期間限定で実施
事例3.新メニュー登場とリニューアル情報をプレスリリースで発信
株式会社SANKO MARKETING FOODSは、メニューのリニューアル情報をプレスリリースで発表しました。同社が運営する「アカマル屋鮮魚店」で登場する新メニューに伴うリニューアルです。
こちらは「串の日」にちなんだ事例ではありませんが、野菜や海鮮を使った串揚げの新ラインナップをプレスリリースで紹介。目を引くメニュー写真を複数掲載し、自社ならではの商品ラインナップやこだわりに触れています。記念日に絡めた広報PR施策としてはもちろん、新メニューやリニューアル情報を知らせる施策としても参考になるのではないでしょうか。
参考:サワーもハイボールも399円〜!「海鮮ゴロ焼き」「串揚げ」が新登場『アカマル屋鮮魚店』 3店舗でレギュラーメニューをパワーアップ
「串の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「串の日」は、焼き鳥や串かつなど串ものに注目が集まるきっかけとなる日です。
飲食・食品業界の方にとっては特に、「串の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「串の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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