
零細・中小企業デー
7月22日は「スリパ(スリープパフォーマンス)の日」。今回は「スリパ(スリープパフォーマンス)の日」の意味や由来を解説します。
また、「スリパ(スリープパフォーマンス)の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報PR事例もご紹介。広報PRやマーケティングネタを探している方、特に睡眠の質向上に関連する商品・サービスを展開する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
7月22日は「スリパ(スリープパフォーマンス)の日」です。ベッドやマットレス、寝具、家具の輸入・流通・販売事業を手掛けるコアラスリープジャパン株式会社が制定しました。日付は、1年でもっとも暑さが厳しく、睡眠環境が悪化しやすいとされる二十四節気「大暑」にちなんでいます。
日本人の平均睡眠時間は世界的に見ても短く、睡眠不足に悩む人も少なくありません。そこで、自宅での快眠習慣や寝具の見直しを促し、睡眠の質=スリパ(スリープパフォーマンス)向上の重要性を再認識してもらうことを目的として記念日が制定されました。
「睡眠不足に関するセミナー」や「関連商品の発表」など、プレスリリースの配信を含む広報PR施策に活用しやすい記念日といえるでしょう。なお、睡眠に関する記念日は3月14日の「世界睡眠デー」や9月3日、3月18日と年に2回ある「睡眠の日」もあります。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「スリパ(スリープパフォーマンス)の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「スリパ(スリープパフォーマンス)の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「スリパ(スリープパフォーマンス)の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「スリパ(スリープパフォーマンス)の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「スリパ(スリープパフォーマンス)の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「スリパ(スリープパフォーマンス)の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「スリパ(スリープパフォーマンス)の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「スリパ(スリープパフォーマンス)の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「スリパ(スリープパフォーマンス)の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
コアラスリープジャパン株式会社は、2025年3月14日の「世界睡眠デー」に合わせて、限定モデル「コアラマットレス BASIC MK-7」の販売をプレスリリースで発表しました。圧倒的な人気を誇る「オリジナルコアラマットレス」の快適さを維持しつつ、遊び心あふれるデザインを取り入れたシリーズの第7弾、最安値モデルとして展開しています。
プレスリリースでは、商品の特徴を画像やイラストを用いて丁寧に紹介。同社は「スリパ(スリープパフォーマンス=睡眠の質)」の重要性に着目し、睡眠不足が日常のパフォーマンス低下につながることから、質の高い眠りをサポートする製品開発を継続しています。記念日に直接関連した内容ではありませんが、「スリパの日」を制定した企業ならではの視点で、睡眠の質向上を訴求する参考事例です。
参考:最安値の限定モデル第7弾!「コアラマットレス BASIC MK-7」でスリパを高めよう!
東京TMクリニックは、株式会社ホットアルバム炭酸泉タブレットと連携し、無添加・ノンケミカルな重炭酸入浴剤「ホットタブ」を活用した“おうち温泉湯治 快眠プログラム”を2025年6月13日より開始。医師監修と専門家によるLINE温浴指導を通じて、冷えや睡眠の悩みを自宅の入浴習慣で改善するセルフケアを提案しています。
プレスリリースでは、日本における睡眠不足の現状に触れながら、プログラム実施の背景を詳述。キャンペーンを通じて得られる効果や期待に加え、副交感神経の活性化に関するデータもグラフで紹介されています。記念日と直接結びついていませんが、睡眠の質向上に焦点を当てた広報PR施策として参考になる事例です。
参考:不眠症・睡眠障害を抱える方へ ー 医療機関が推進する入浴革命!純正・無添加の「重炭酸入浴剤ホットタブ」で睡眠改善へ6月13日よりチャレンジキャンペーン開始
株式会社ブレインスリープは、スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所(SCNL)と共同で、1年間にわたる睡眠データの解析を実施。睡眠の質と季節の関係性を明らかにした内容をプレスリリースで発表しました。
プレスリリースでは、同社が提供する睡眠計測ツール「ブレインスリープ コイン」のユーザーから得られたデータをもとに、月別の傾向や変化を分析。その背景には、個々の睡眠状態を可視化し、質の向上を目指す取り組みがあります。記念日に合わせた内容ではないものの、独自の視点で睡眠を捉え、商品・サービスの価値を訴求した好事例といえるでしょう。
参考:<最も睡眠の質が悪化するのは7月>1年間の睡眠計測データから季節との関係性を独自解析
7月22日の「スリパ(スリープパフォーマンス)の日」は、睡眠の質に関する情報に注目が集まりやすい日です。特に、睡眠に関する商品を扱う企業は、「スリパ(スリープパフォーマンス)の日」を切り口として広報PRをするよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「スリパ(スリープパフォーマンス)の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
【関連記事】