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眠育の日(3月19日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日眠育の日(3月19日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月19日は「眠育の日」。今回は「眠育の日」の意味や由来を解説します。

また、「眠育の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に寝具業界の方や、睡眠にまつわるサービス開発・提供を手掛ける企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「眠育の日」の意味・由来とは?

3月19日は「眠育の日」です。繊維製品や健康寝具などを製造・販売する西川株式会社によって制定されました。

日付は「みん(3)」「い(1)く(9)」と読む語呂合わせが由来。乳児や子どもの睡眠が発育・成長に深く関係していることを知ってもらい、「眠育」を幅広い世代の人々に認知拡大することが記念日制定の目的です。

睡眠にまつわる課題は、子育て世代を中心に取り上げられる機会が多く、睡眠サポートなどのサービスも多くの企業が展開しています。

ファミリー層向けの情報発信に役立てたり、自社が開発・提供するシステムについて紹介したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「眠育の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「眠育の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「眠育の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「眠育の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「眠育の日」を元に発信をする流れ

「眠育の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「眠育の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「眠育の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「眠育の日」を広報PRに活かした事例

「眠育の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「眠育の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「眠育の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.遮光率99.99%の生地を使った『暗眠空間ブラックテント』を販売開始

株式会社IKホールディングスの子会社でテレビショッピング事業を行う株式会社プライムダイレクトは、睡眠環境を整える『暗眠空間ブラックテント』の発売をプレスリリースで配信。遮光率99.99%の生地を使用し、明かりや物音を遮った空間を提供するこのテントは、3月14日よりMakuakeにて先行発売開始します。

プレスリリースでは、睡眠に関する意識調査の結果として、多くの人が睡眠不足で悩んでいることを示しています。「睡眠環境」を光の視点から整える提案とし、商品の5つのポイントを展開した構成がGOOD。「眠育の日」にちなんだ事例ではありませんが、睡眠環境を整えるアイテムのイメージが伝わりやすいように、GIF画像やそれぞれのシーンがわかる画像を掲載しているのも参考になるポイントです。

参考:<春は眠育の季節>子供から大人まで室内でもキャンプ感覚でテント睡眠

事例2.自分の睡眠の質を知ることができるステイプランを提供開始

藤田観光株式会社が運営するホテル椿山荘東京にて、自分の睡眠の質を知ることができるステイプラン「Sleep wellステイ」「睡眠脳波計測付きステイ」を展開することをプレスリリースで配信。睡眠脳波計測&医師のアドバイスも受けられる2ステイプランは、「世界睡眠デー」である3月15日より提供を開始します。

自分の睡眠について知りたいと思っている人に刺さるプレスリリースのタイトルが秀逸です。「眠育の日」にちなんだ事例ではありませんが、良質な睡眠をテーマにした今回のプランの魅力が伝わるように丁寧に記載されているのがGOOD。睡眠改善インストラクターおすすめの過ごし方の紹介も読み応えがあり興味・関心を高めます。

参考:【ホテル椿山荘東京】宿泊前の自宅と宿泊中のホテルで睡眠脳波を計測!自分の睡眠を知る 睡眠脳波計測&医師のアドバイスも受けられるステイプラン

事例3.睡眠専門医が作ったアロマオイルを一般販売開始

睡眠診療を行う渋谷睡眠・呼吸メディカルクリニックは、これまで院内のみで販売していた寝つきのためのアロマオイル「bon sommeil huiles essentielles」をECサイトにて一般販売開始。2024年3月1日より展開する睡眠改善グッズブランド「よくねる」の第一弾のアロマの詳細をプレスリリースで紹介しました。

プレスリリースでは、睡眠後進国「日本」と言われる現状と問題点を言及。副交感神経を優位にすることが良眠のポイントとし、香りの大切さを述べています。記念日を絡めた事例ではありませんが、アロマを「睡眠のため」に使ってほしいとし、商品の紹介へとつなげた構成がGOODです。

参考:渋谷発 寝つきの為に睡眠専門医が本気で作ったアロマ「bon sommeil huiles essentielles」3月1日発売

「眠育の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月19日の「眠育の日」は、子どもの睡眠サポートや睡眠不足改善方法を想起させるきっかけになる日です。子育て情報を取り扱っている方や、睡眠関連のサービス開発を手掛ける企業の方にとっては特に、「眠育の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「眠育の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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