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小さな親切運動スタートの日(6月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日小さな親切運動スタートの日(6月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

6月13日は「小さな親切運動スタートの日」。今回は「小さな親切運動スタートの日」の意味や由来を解説します。

また、「小さな親切運動スタートの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にギフト関連のサービスや商品を扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「小さな親切運動スタートの日」の意味・由来とは?

6月13日は「小さな親切運動スタートの日」です。1963年のこの日、「小さな親切」運動本部が発足したことに由来しています。

同年の東京大学卒業式において、当時総長を務めた茅誠司氏が「教養を社会人としての生活の中に生かすには、やろうとすれば誰でもできる小さな親切を絶えず行っていくことが大切」といった言葉を卒業生に送りました。

「小さな親切」運動本部は、その卒業告辞に感銘を受けた人々が提唱し、茅氏が代表者として活動を開始。「できる親切はみんなでしよう、それが社会の習慣となるように」をスローガンに掲げ、現在では全国32道府県本部、135市町村支部によって組織、運営されています。

「小さな親切運動スタートの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「小さな親切運動スタートの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「小さな親切運動スタートの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「小さな親切運動スタートの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「小さな親切運動スタートの日」を元に発信をする流れ

「小さな親切運動スタートの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「小さな親切運動スタートの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「小さな親切運動スタートの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。感謝を贈れる

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「小さな親切運動スタートの日」を広報PRに活かした事例

「小さな親切運動スタートの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「小さな親切運動スタートの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例を紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「小さな親切運動スタートの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.サイトリニューアルと無料コンテンツの公開をプレスリリースで発表

ECコンサルティングや運用代行などを手掛ける株式会社GOATは、Webサイトのリニューアル情報をプレスリリースで発表しました。全面リニューアルに伴い、EC店舗運営に特化したノウハウやテンプレートを無料公開。

「日本一親切なネットショップ支援会社」というキャッチーなフレーズと、ヤギのキャラクターを描いたユニークなビジュアルが特徴的です。「小さな親切運動スタートの日」にちなんだプレスリリースではありませんが、サイトリニューアルをきっかけに自社サービスの認知拡大効果を発揮した好事例といえるでしょう。

参考:「日本一親切なネットショップ支援会社」株式会社GOATがサイトを大幅リニューアル!

事例2.ホームセンターチェーンが3ヵ月間の感謝セールを開催

ホームセンターチェーンの株式会社カインズは、「リフォーム売上No.1感謝セール」と題したキャンペーンについてプレスリリースを配信しました。2023年11月から2024年1月の3ヵ月間、リフォームパックやインテリアなどイチ押し商品を展開する企画です。

こちらも「小さな親切運動スタートの日」にちなんだ広報PRではありませんが、「親切丁寧な接客」「住宅リフォーム売上No.1達成」など、自社が強みとする独自性をアピールしたタイトルがGOODポイント。年間工事件数など、客観的な実績を明記した内容も参考になります。

参考:親切丁寧な接客を心掛け ホームセンター業界 住宅リフォーム売上No.1達成 感謝の気持ちを込めて

事例3.『いちばん親切な着物の教科書シリーズ』の新刊を発売

株式会社世界文化ホールディングスは、『いちばん親切な着物の教科書シリーズ』の新刊3冊を2023年4月9日に発売。期間限定で日本橋三越本店にて、掲載コーディネートの展示・販売会が催されました。

プレスリリースには、今回発売された『いちばん親切な着物の教科書』シリーズの3冊を、1冊ごとにそれぞれの掲載内容やポイント、概要を紹介。表紙のイメージだけ載せるのではなく、タイトルをはじめ掲載情報が見えやすいようにデザインした画像は目を引きやすくGOOD。

参考:初めてでもよくわかる!「いちばん親切な 着物の教科書」シリーズ3冊同時刊行

「小さな親切運動スタートの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「小さな親切運動スタートの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「小さな親切運動スタートの日」にちなんだイベントはあまり多くないようですが、ギフトに関するサービスや商品を扱う企業は、記念日に合わせたキャンペーンを実施してもよさそうです。「小さな親切運動スタートの日」をうまく活用することで、自社のサービスを多くの人に知ってもらえる機会を作れるのではないでしょうか。

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