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ニオイの日(2月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ニオイの日(2月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2月1日は「ニオイの日」。今回は「ニオイの日」の意味や由来を解説します。

また、「ニオイの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連する企業の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に製造会社の方や、ケア用品を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ニオイの日」の意味・由来とは?

2月1日は「ニオイの日」です。2000(平成12)年、ベビー用品からヘルスケア、メンズ用ケア用品まで幅広く製造・販売を行うP&Gの「ファブリーズ暮らし快適委員会」によって制定されました。

日付は「ニ(2)オ(0)イ(1)」と読む語呂合わせから。同社が販売する商品「ファブリーズ」をはじめ、消臭関連の商品を普及させることがおもな目的です。

毎年2月1日には、さまざまな商材カテゴリの企業が「ニオイの日」にちなんだイベント・キャンペーンを実施しています。衣類・カーテンといった消臭商品だけでなく、ペット・好マウスケアなど、多様な広報PRに活かせるでしょう。

「ニオイの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ニオイの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ニオイの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ニオイの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ニオイの日」を元に発信をする流れ

「ニオイの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ニオイの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ニオイの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ニオイの日」を広報PRに活かした事例

「ニオイの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ニオイの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ニオイの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.サウナ施設の空間デザインをプレスリリースで発表

セントテクノロジー(調香技術)カンパニーのプロモツール株式会社は、自社の実績についてプレスリリースを配信しました。株式会社Torchが2023年12月にオープンした「SHIAGARU SAUNA(しあがる さうな)」の室内の香りデザインをプロモツールが担当。

プレスリリースには、サウナ施設の内観がわかるアイキャッチを設定し、サウナルームや「ととのいスペース」の写真で魅力を訴求したのがGOODポイントです。こだわりの香りについても紹介しています。「ニオイの日」にちなんだ事例ではありませんが、プレスリリースで積極的に発信することで、自社の事業内容や実績を知ってもらい、企業そのものの認知拡大効果につなげた参考事例です。

参考:オリジナルアロマのプロモツール、天神「SHIAGARU SAUNA」を香りで空間デザイン

事例2.コロナ明けの気になる「足のニオイ」についてアンケート調査

グンゼ株式会社は、公式X(旧 Twitter)で実施した足のニオイに関するアンケート調査の結果レポートと対策をプレスリリースで発表。アンケートは、2023年11月30日〜12月1日、グンゼの公式Xフォロワー120,085人を対象に行った「お座敷での忘・新年会」に関する調査です。

コロナ禍が明けてから初の忘・新年会シーズンであることと、自社の消臭・防臭素材製品を組み合わせた好事例といえます。「ニオイの日」のプレスリリースではありませんが、自社製品の強みと取り上げやすい話題に着目し、うまくまとめた広報PR施策です。

参考:コロナ明け初の忘・新年会、約3人に1人が行うと回答 過半数が、お座敷で自分の足のニオイが気になった経験アリ

事例3.ペットの抜け毛とニオイ対策に特化した空気清浄機新モデルを発売

LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社は、ペット向け空気清浄機の新モデル「LG PuriCare™ Pet Hit(エルジー・プリケア・ペット・ヒット)」のプレスリリースを発表しました。従来モデルよりも小さいコンパクトデザインと、ペットの抜け毛とニオイ対策などに強力なパフォーマンスを両立した空気清浄機です。

プレスリリースでは商品写真だけでなく、サイズ感が想像しやすいイメージ画像を複数枚掲載したのがGOOD。訴求ポイントを項目に分けてまとめることで、新モデルならではの魅力が伝わりやすくなっています。「ニオイの日」に関する事例ではありませんが、ニオイ対策として訴求力がある商品紹介の参考になるプレスリリースです。

参考:ペットの抜け毛とニオイ対策に!コンパクトサイズの新モデルペット向け空気清浄機「LG PuriCare™ Pet Hit」を11月29日(水)より順次発売

「ニオイの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

2月1日の「ニオイの日」は、消臭を目的とした用品に注目が集まりやすい日です。消臭用品を開発する企業の方や、デオドラント製品を販売する企業の方にとっては特に、「ニオイの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ニオイの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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