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8月8日は「スマイル記念日」。今回は「スマイル記念日」の意味や、日付の由来を解説します。
また、「スマイル記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に歯科や、歯にかかわる業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「スマイル記念日」の意味・由来とは?
8月8日は「スマイル記念日」です。2008年8月8日、「は(8)は(8)は(8)」の語呂合わせにちなんで、「世界中が笑顔になれるように」という願いを込めて、大阪府のスマイルクリエイターによって制定されました。
この日をきっかけに、毎年8月8日は「スマイル記念日」とされています。家族や友人が笑顔になれるようなサプライズを考えたり、8月8日にプレゼントを渡したりといった行動の啓発がおもな目的。国籍や老若男女を問わず取り組めるよう、記念日の認知拡大を目指しています。
全国規模のイベントは少ないものの、スマイルにちなんで、笑顔や顔、歯といった要素に着目した広報PRを考案することも可能です。
「スマイル記念日」をきっかけに広報PR活動する効果
「スマイル記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「スマイル記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「スマイル記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「スマイル記念日」を元に発信をする流れ
「スマイル記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「スマイル記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「スマイル記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「スマイル記念日」を広報PRに活かした事例
「スマイル記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「スマイル記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「スマイル記念日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
事例1.3,000人の笑顔を目指す体験キャンペーン
化粧品や不動産を営むハリウッド株式会社は、同社のロングセラー商品である「オーキッド 酵素パック」に関するプレスリリースを配信しました。「酵素パックリレー#スマイルリング3000チャレンジ」と題し、笑顔3,000人を目指す体験キャンペーンです。
2022年に2回にわたって開催し好評を得たプロジェクトで、2023年は「マスクを外す機会が増えたからこそ酵素パックで素肌に自信を」とアプローチしているのがGOOD。オリジナルのハンドジェリープレゼントも備えています。「スマイル記念日」に関連して発信したものではありませんが、開催前の申込期間中にプレスリリース配信することで、効率的な認知拡大効果を発揮した広報PR事例です。
参考:昨年皆様にご好評頂いた「ハリウッド 酵素パックリレー#スマイルリング3000チャレンジ」を今年も開催決定!
事例2.笑顔が2人をつなぐスペシャル刻印など期間限定フェアを開催
ブライダルジュエリー専門店を展開する株式会社ニューアート・シーマは、「銀座ダイヤモンドシライシ」にて開催する「Brightful Fair(ブライトフルフェア)」のプレスリリースを公開しました。
2023年7月1日から30日の1ヵ月間、2つの来店特典と4つの成約特典を展開。「指輪をつけた手を見るたびに笑顔になれる」というネイルオイルや、ダイヤモンドの質の高さを楽しめるスコープなど、自社ならではのコンテンツを提供していることをプレスリリースで紹介しています。さらに、スペシャル刻印として、流れ星やスマイルマークをデザインしたオリジナルの刻印も実施。「スマイル記念日」の記載はないものの、品質とデザインにこだわる自社製品の期間限定情報として参考にできるでしょう。
参考:幸せが溜まる“笑顔のマーク“のスペシャル刻印 7月のおもてなし来店特典は「アンリ・シャルパンティエのフィナンシェ」をご用意!「Brightful Fair(ブライトフルフェア)」開催
事例3.ママの笑顔に関する投稿を募集するSNSプレゼントキャンペーン
雪印メグミルクグループの雪印ビーンスタークは、「ママ&スマイル Instagram投稿キャンペーン」と題したSNS企画を実施しました。プレスリリース配信日である6月22日から9月30日にかけて、Instagramで「ママの笑顔」「ママを笑顔にした画像」などを募集するプレゼントキャンペーンです。
投稿者の中から毎月1人に「パーソナライズコスメギフト」、毎月30人に栄養ドリンク「ママスマイル」が当選。記念日に関する事例ではありませんが、笑顔あふれる投稿を募集しする企画は、今後の「スマイル記念日」に活用できそうです。また、妊娠中から育児中まで不調が出やすい母親におすすめの商品を賞品として提供することで認知を広め、新規層の獲得にも効果を発揮した有用な広報PR事例です。
参考:笑顔あふれる投稿を大募集!ママ&スマイル Instagram投稿キャンペーンを開催
「スマイル記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「スマイル記念日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
8月8日の「スマイル記念日」には、その言葉通り、笑顔になれるような広報PRを企画するのが有用です。笑顔というテーマに着目することで、商品カテゴリやサービスの内容を問わず広報PRに活かしやすくなるでしょう。
また、笑顔に関連付けて、歯に関するイベントやキャンペーンを考えるのも一案です。たとえば、歯ブラシや歯磨き粉といった商品の取扱いがある場合は、「スマイル記念日」に合わせて、調査リリースを発表してもよいでしょう。
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