
心の介護に向き合う日
7月3日は「ソフトクリームの日」。今回は「ソフトクリームの日」の意味や由来を解説します。
また、「ソフトクリームの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や乳製品を製造・販売している企業などはぜひ参考にしてみてください。
戦後からの復興が色濃い1951年7月3日、東京の明治神宮外苑で開催された駐日米軍主催の米国独立記念日を祝うカーニバルの出店で、日本で初めてソフトクリームが販売されました。後に、この出来事を記念して、日本ソフトクリーム協議会が1990年に「ソフトクリームの日」として制定しました。
「ソフトクリームの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ソフトクリームの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ソフトクリームの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「ソフトクリームの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「ソフトクリームの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「ソフトクリームの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「ソフトクリームの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「ソフトクリームの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。
ソフトクリーム総合メーカーの日世株式会社は、日本ソフトクリーム協議会が実施する「第20回 ソフトクリームフォトコンテスト」についてのプレスリリースを配信しました。2024年7月3日の「ソフトクリームの日」にちなんだフォトコンテストで、5月1日から9月30日にかけて写真を募集しています。
プレスリリースでは、2023年に最優秀賞と審査員特別賞を受賞した作品を掲載。2004年から「ソフトクリームの日」の記念行事として取り組みを継続している、同会ならではの広報PR施策といえます。
参考:第20回 ソフトクリームフォトコンテスト 開催のお知らせ
北海道放送株式会社が運営するWebマガジン「Sitakke」は、ローカルメディアと連携して「北海道ソフトクリームラリー2024」を開催しました。北海道各地のソフトクリームを楽しむことと、地域活性化を目的としたイベントです。
プレスリリースでは、開催期間や店舗数などがわかるアイキャッチを設定し、詳細を箇条書きで記載。「ソフトクリームの日」の事例ではありませんが、イベントの明確な目的を書いたり、イラストを用いながら情報を提供したりするなど、必要な要素が盛り込まれたプレスリリースがGOODです。
参考:全道のソフトクリーム店143店舗が参加!<北海道ソフトクリームラリー2024 開催
京都府を中心に日本茶スタンドを運営する株式会社roomは、新宿高島屋で開催される「むにぐるめcafe」への出店情報をプレスリリースで発表しました。期間中は、「八十八鎌倉(はとやかまくら)」の定番商品や店舗限定商品を販売。
「ソフトクリームの日」にちなんだプレスリリースではありませんが、店舗限定のソフトクリームをはじめ、抹茶を使用したスイーツをプレスリリース内で多数紹介しています。シズル感がある画像を豊富に掲載し、商品の魅力を伝えた好事例です。
参考:【東京初出店】鎌倉限定ソフトクリームが新宿に期間限定で登場。
「ソフトクリームの日」の意味や由来、「ソフトクリームの日」をフックとした取り組み事例などをご紹介しました。
ソフトクリームを取り扱う飲食店・テイクアウト専門店であれば、「ソフトクリームの日」をからめたイベントやキャンペーンの展開が可能です。新フレーバーの発売を「ソフトクリームの日」に開始する、当日のみ店頭で購入者にプラスαの特典を付けるなど、形式・規模さまざまに生み出せそうですね。
ぜひ一度、「ソフトクリームの日」を活用した広報PRを検討してみてください。
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