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SOSの日(4月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日SOSの日(4月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

4月14日は「SOSの日」。今回は「SOSの日」の意味や由来について解説します。

また、「SOSの日」をきっかけに広報PR活動を行う際の効果やポイントをご紹介。実際に広報PRに活かしている事例に触れながら、特徴的な取り組みや魅力的な企画をピックアップします。

広報やマーケティングネタを探している方、とくに映画業界の方や、救急・SOSといったジャンルに関係している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「SOSの日」の意味・由来とは?

4月14日は「SOSの日」です。1912年(明治45年)4月14日、イギリスの豪華客船「タイタニック号」がニューファンドランド島沖で沈没。このときに世界で初めてSOS信号が発せられたため、4月14日が「SOSの日」または「タイタニックの日」と呼ばれるようになりました。

「SOSの日」に限定したイベントは全国的に少ないものの、「SOS」にちなんだ広報PR活動は複数の企業で見られます。タイタニックの沈没事故が映画化されていることから、映画業界での広報PRにも役立てられるでしょう。

「SOSの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「SOSの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「SOSの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「SOSの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「SOSの日」を元に発信をする流れ

「SOSの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「SOSの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「SOSの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「SOSの日」を広報PRに活かした事例

「SOSの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「SOSの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.水族館と人気アニメ作品がコラボレーションした島内イベント

株式会社横浜八景島は、同社が運営する横浜・八景島シーパラダイスにて、「水族館からのSOS」と題したイベントを開催しました。アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』とのコラボレーション企画として、島内各所にさまざまなコンテンツを展開するプロジェクトです。

ミッション形式のスタンプラリーで限定ノベルティがもらえたり、作中に登場するキャラクターと島内の生き物によるコラボショーが見れたり、人気アニメならではのプログラムが魅力。水族館が好きな人と、アニメ・原作ファン両方へのPR効果が期待できる広報事例といえるでしょう。

参考:【横浜・八景島シーパラダイス】ジョジョの世界観とシーパラのエンタメが融合!『水族館からのSOS

事例2.山岳遭難防止対策の多様化に応える新たなシステムを共同開発

株式会社PORTALFIELDは、株式会社ゼネックコミュニケーション、アルインコ株式会社3社の共同開発システム「FIELDCONNECT(フィールドコネクト)」を発表しました。山岳遭難防止対策の多様化に応えるべく、従来とは異なる方式でSOS・メッセージ送信・位置情報追跡ができるよう開発された専用端末です。

衛星携帯電話が使いにくい場所でも、位置情報を取得したりSOSを発信したりできるシステムが特徴。プレスリリースでは、新発売の記念キャンペーンとして、先着80人が利用できる割引クーポンコードを配布した点がGOODポイントです。

参考:登山などのアクティビティでのリアルタイム状況を追跡でき、緊急時のSOSやメッセージが送信可能なSigfox対応GPSトラッカー&コミュニケーター「FIELDCONNECT」を2022年8月10日に発売

事例3.警視庁で開催されたイベントをレポートで発表

「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦〜」プロジェクトチームは、警視庁で開催された「ストップ!ATMでの携帯電話」の警視総監感謝状贈呈・運動推進宣言式に参加しました。第1部では、金融機関や団体への感謝状を贈呈し、第2部ではディスカッションを実施。

ディスカッションでの支援官のコメントや、啓発活動に関する取り組みなどをイベントレポートで紹介しています。還付金詐欺を防ぐ取り組みの一環として、さらなる強化体勢を啓蒙した有用なプロジェクトといえるでしょう。

参考:『ストップ!ATMでの携帯電話』運動で特殊詐欺撲滅を宣言! 伍代夏子特別防犯支援官が運動推進宣言式に参加

「SOSの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

4月14日「SOSの日」には、SOSに関連する広報PRを複数の視点から考案できます。直接関連づけるだけでなく、映画作品をPRするのもひとつの方法です。また、救急やSOSにちなんだ調査リリースを出すと、自社製品・サービスに絡めて紹介する材料に活用できるでしょう。

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