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サワーの日(毎月30日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日サワーの日(毎月30日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

毎月30日は「サワーの日」。今回は「サワーの日」の意味や由来を解説します。

また、「サワーの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、ヒントになる広報事例をご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、アルコール飲料をメインに取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「サワーの日」の意味・由来とは?

毎月30日は「サワーの日」です。京都府京都市で焼酎・清酒・調味料などを製造する、宝酒造株式会社によって制定されました。

日付は、「サ」を3、「ワ」を「輪」に置き換えて0と読む語呂合わせから。サワーを多くの人に飲んでもらい、市場全体を盛り上げることを目的としています。また、1年を通じて周りの人とサワーを飲んでほしいという想いから、毎月30日に制定されました。

サワーとは、甲類焼酎を炭酸で割ったアルコール飲料。レモンサワーをはじめ、割り材の種類によってさまざまな味を楽しめるのが魅力です。

サワーを販売する企業はもちろん、アルコール飲料を提供する飲食店を紹介したり、記念日にちなんだキャンペーンを開催したりといった広報PR活動に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「サワーの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「サワーの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「サワーの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「サワーの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「サワーの日」を元に発信をする流れ

「サワーの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「サワーの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「サワーの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「サワーの日」を広報PRに活かした事例

「サワーの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「サワーの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「サワーの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.牛タンとレモンサワーの相性を追求した飲食店がグランドオープン

株式会社Globridgeは、同社が運営する「タンとレモンサワー 焼肉じゅうたん」のグランドオープンについてプレスリリースを配信しました。幡ヶ谷店でのグランドオープン当日に合わせて配信し、注目を集めた広報PR事例です。

プレスリリースでは、牛タンとレモンサワーの相性を追求していること、30通り以上の組み合わせがあることなど、自社ならではの強みを訴求しているのがGOOD。店舗の内観や、提供メニューがイメージしやすい写真を掲載し、読者の興味関心を深めています。記念日に関する情報ではありませんが、サワーの広報PRとして参考になる事例です。

参考:「毎日食べて、毎日飽きない、毎日おいしい」新時代の焼肉屋が幡ヶ谷にグランドオープン!【タンとレモンサワー 焼肉じゅうたん 幡ヶ谷店】

事例2.ぽん酢・お酒・炭酸で作るサワーを販売

株式会社Mizkan Holdingsは、2023年11月28日から30日までの期間限定で提供するメニューについて、プレスリリースを配信しました。はしご酒イベント「萩窪で乾杯」とコラボレーションし、オリジナルメニュー「ぽん酢サワー」を販売するプロジェクトです。

プレスリリースでは「ぽん酢サワー」の作り方や特徴とともに、同時に開催するプレゼントキャンペーンについても紹介しています。「サワーの日」にちなんだ事例ではありませんが、期間限定のレアなサワーを楽しめるイベント情報をプレスリリース配信することで、メディアをはじめ生活者に自社の取り組みを知ってもらう機会へとつなげた事例です。

参考:荻窪に”噂のドリンク”が大量発生?!11/28-11/30荻窪でミツカン「ぽん酢サワー™」を楽しもう!

事例3.お酒の飲み方とレモンサワーに関する調査結果を配信

合同会社HRCは、リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」にて実施した「お酒の飲み方とレモンサワー」に関する調査結果をプレスリリースで発表しました。2023年10月6日・7日、普段お酒を飲む20~60代526人を対象に行ったインターネット調査です。

プレスリリースでは、調査概要や期間などをまとめたうえで、質問項目と回答を見出しごとに分けて紹介。1杯目にはビールがよく注文されていること、2杯目以降はレモンサワーが多いことなど、回答結果がわかりやすいようグラフにまとめられたビジュアルがGOODです。毎月30日にある「サワーの日」と絡めて調査するのも一案です。

参考:お酒を嗜む方の約7割がレモンサワーが好きと回答!今

事例4.微アルコールサワーやノンアルコールドリンクを夏期限定販売

大阪府で食堂カフェを展開する株式会社h,a,s!は、アルコール度数0.5%以下の微アルコールと、ノンアルコールドリンクの提供をプレスリリースで発表しました。今回発売するのは、ママ世代向けの夏季限定メニューです。

プレスリリースに掲載している写真からは、夏ならではのフルーツを使用し、爽快感のあるサワー・ドリンクに仕上げたことが伝わります。記念日にちなんだ事例ではありませんが、限定メニューが味わえる店舗情報を、店舗写真とともにピックアップした構成もGOODな広報PR事例です。

参考:微アルコール(アルコール度数0.5%未満)を使ったママ向けサマードリンク、夏期限定で2023年7月12日(水)より販売スタート。

「サワーの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「サワーの日」は、アルコール飲料に注目が集まり、レモンサワーをはじめとするサワーを想起させるきっかけになる日です。焼酎・サワーの製造に携わっている方や、飲食店の利用促進につながるキャンペーンを検討している方にとっては特に、「サワーの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「サワーの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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