
背骨の日
5月27日は「背骨の日」。今回は「背骨の日」の意味や由来を解説します。
また、「背骨の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に健康関連の商品・サービスを提供する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
5月27日は「背骨の日」です。北海道札幌市の「一般社団法人背骨コンディショニング協会」が制定。背骨を構成する腰椎5個、胸椎12個、頸椎7個を並べた「5127」のうち、1を/(スラッシュ)に見立てると「5/27」となることが由来とされています。
背骨の歪みから発生する、肩こり、腰痛などの症状を背骨のコンディションを整え改善に導くことを目的としています。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「背骨の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「背骨の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「背骨の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「背骨の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「背骨の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「背骨の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「背骨の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「背骨の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「背骨の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
中村接骨院 中村薬 漢方堂を運営するジュピター有限会社は、「セルフ背骨矯正」に関するプレスリリースを配信しました。セルフ背骨矯正を習慣化することで、「平均寿命=健康寿命」の実現を目指す取り組みです。
「背骨の日」の事例ではありませんが、姿勢の悪さと歪みの関連性を、写真を用いながらわかりやすく解説しています。「きっかけ〜これまでの取り組み」で自社の活動を訴求することで、事業内容やコンテンツに対する認知拡大効果を発揮した好事例です。
株式会社LEAGUEは、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて販売開始する「Vertical Ergonomic Backpack」についてプレスリリースを配信しました。重たい荷物を正しい姿勢で背負えるよう、特許技術「姿勢垂直システム」を採用したバックパックです。
背中と腰のラインが垂直になることで、背骨を支えやすくなっているのが特徴。豊富な写真とGIF画像を用いながら、製品の特徴や使用イメージを訴求したプレスリリースがGOODです。「背骨の日」の事例ではありませんが、自社製品ならではの独自性・新規性をうまくアピールした広報PR施策といえます。
参考:特許技術「姿勢垂直システム」採用のバックパック【Vertical Ergonomic Backpack】がCAMPFIREにて限定販売開始
日用雑貨やアイデア商品を独自開発・販売する株式会社コジットは、新商品「猫背対策 肩甲骨スリマー Beslim」のプレスリリースを配信しました。ハードな素材で背骨を押さえ、下腹部を引き締めることできれいな姿勢づくりをサポートする商品です。
「背骨の日」のプレスリリースではありませんが、商品の特徴だけでなく「着用方法」の見出しを設け、順序がわかるよう写真とともに紹介しているのがGOODポイント。発売日に合わせてプレスリリースを配信することで、メディア関係者への認知拡大効果も期待できます。
参考:背筋をピンッ!「猫背対策 肩甲骨スリマー Beslim」を10月2日より発売
「背骨の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
姿勢などを整えて健康につなげる商品・サービスを提供する企業は、「背骨の日」を活用した広報PR活動を検討してみてはいかがでしょうか。記念日をうまく利用することで、より多くの人に自社の取り組みを周知することができるでしょう。5月27日の「背骨の日」に合わせた調査リリースを配信するのも一案です。
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