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スポーツ中継の日(8月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日スポーツ中継の日(8月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月11日は「スポーツ中継の日」。今回は「スポーツ中継の日」の意味や、日付の由来を解説します。

また、「スポーツ中継の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果とポイント、実際に取り入れている企業の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にスポーツ業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「スポーツ中継の日」の意味・由来とは?

8月11日は「スポーツ中継の日」です。1936(昭和11)年の8月11日、ベルリンで開催されたオリンピックの女子200メートル平泳ぎで、前畑秀子が優勝。

このとき、ラジオの実況を担当したアナウンサーが「前畑がんばれ」と数十回連呼したことで話題を呼び、記念日として知られるようになりました。また、選手に呼びかけるセリフから、「がんばれの日」ともいわれています。

さらに、前畑選手以外については詳しく実況せず、3位以下の選手を取り上げなかったことも、伝説的な中継として知られる理由のひとつです。

「スポーツ中継の日」に特化したイベントやキャンペーンはありませんが、スポーツに関連する事業であれば、記念日を切り口に広報PR活動ができるでしょう。

「スポーツ中継の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「スポーツ中継の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「スポーツ中継の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「スポーツ中継の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「スポーツ中継の日」を元に発信をする流れ

「スポーツ中継の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「スポーツ中継の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「スポーツ中継の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「スポーツ中継の日」を広報PRに活かした事例

「スポーツ中継の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「スポーツ中継の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「スポーツ中継の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.パリオリンピック新競技にちなんだ調査結果を発表

BtoB向け視聴分析サービスを提供するREVISIO株式会社は、パリオリンピックの競技「ブレイキン」に関するプレスリリースを配信しました。2024年のオリンピックで正式種目として採用された新競技にちなんで、日本のダンス人気を分析した調査レポートです。

プレスリリースではブレイキンについて簡単に説明したうえで、調査対象となった3つのテレビ番組でのサマリを紹介。イラストやグラフを使いながら、新競技の注目度をわかりやすく解説した内容がGOODです。「スポーツ中継の日」の事例ではありませんが、パリオリンピック中継の視聴率にも触れてイベント全体への関心を高めています。

参考:パリ五輪競技「ブレイキン」でますます注目!テレビでも盛り上がるダンス熱を視聴質データで分析

事例2.インターハイの速報を自社プラットフォームで実施

スポーツスタートアップ企業の株式会社ookamiは、スポーツエンターテイメントアプリ「Player!」にて「インターハイ男子バスケ2024」をリアルタイムで速報することを発表。自社サービスを通じてインターハイを応援するよう、大会展望や試合日程などをプレスリリースで紹介しました。

今回のプレスリリース配信を通して、プラットフォームの認知拡大効果に寄与した広報PR施策といえます。2024年のインターハイならではのポイントをピックアップし、ファンはもちろんバスケットボールに触れる機会が少ない層への興味・関心も高めた好事例です。

参考:インターハイ男子バスケ2024の全試合をPlayer!がリアルタイム速報!

事例3.生中継の解説者を決定し、コメントを発表

株式会社AbemaTVは、全51試合を無料で生中継する「UEFA EURO 2024™」にて、7試合の「ABEMA」解説者が決定したことをプレスリリースで発表しました。

こちらも「スポーツ中継の日」の事例ではありませんが、解説者の優勝予想や注目選手について、コメントを掲載したプレスリリースがGOODです。タイムリーなプレスリリース配信はメディア関係者を中心に多くの注目を集めました。効率的な情報発信をしたのはもちろん、自社サービスの認知拡大にも寄与した有用な広報PR事例といえるでしょう。

参考:「UEFA EURO 2024™」全51試合無料生中継する「ABEMA」、準々決勝から決勝までの全7試合の「ABEMA」解説者が決定

「スポーツ中継の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

8月11日の「スポーツ中継の日」は、スポーツ観戦や生放送といった題材で広報PR活動ができる記念日です。8月11日に限定するのが困難な場合は、スポーツ中継に着目したイベントを開催したり、8月前後にキャンペーンを実施したりしても良いでしょう。

また、「スポーツ中継の日」にちなんでアンケートを行い、調査リリースとして発信するのも一案です。野球やサッカーといったスポーツのほか、ゲーム業界のeスポーツも広報PRの題材にできます。

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