PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
スポーツの日(10月第2月曜日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日スポーツの日(10月第2月曜日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月第2月曜日は「スポーツの日」。今回は「スポーツの日」の意味や由来を解説します。

また、「スポーツの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特にスポーツ業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「スポーツの日」の意味・由来とは?

毎年10月第2月曜日は「スポーツの日」です。「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」という趣旨を掲げ、日本の祝日として制定されました。

日付は、1964(昭和39)年10月10日に、東京オリンピックの開会式が執り行われた出来事にちなんでいます。1966年の制定当初は10月10日を「体育の日」としましたが、2000年以降は10月の第2月曜日が記念日となりました。

2024年は10月14日、2025年は10月13日が「スポーツの日」です。なお、2020年のみ、特例により7月24日を記念日としています。

オリンピックにちなんだ広報PR活動はもちろん、スポーツ関連のグッズを発売したり、期間限定のキャンペーン情報を発信したりといった企画に有用な記念日といえるでしょう。

「スポーツの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「スポーツの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「スポーツの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「スポーツの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「スポーツの日」を元に発信をする流れ

「スポーツの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「スポーツの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「スポーツの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「スポーツの日」を広報PRに活かした事例

「スポーツの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「スポーツの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「スポーツの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.スポーツ観戦に関するアンケート調査をレポートで発表

株式会社クロス・マーケティングは、「スポーツ観戦に関する調査(2022年)」を実施しました。2022年7月23日と24日の2日間、全国の20〜69歳の男女1,100人を対象に行ったインターネットリサーチの結果レポートです。

サマリでは、2022年後半に期待されているスポーツ・イベントに「日本のプロ野球」「高校野球」などがランクインした結果を紹介。さらに、リアルで観戦することの魅力や、リアル観戦ならではの楽しみなどにも言及しています。マーケティングリサーチ事業を中心に手掛ける企業が、スポーツのテーマとうまく組み合わせた広報PR事例です。

参考:スポーツ観戦 20代は「TV」でも「リアル」でも リアルでの楽しみは「迫力やスピード感」

事例2.夏に向けて運動をはじめる期間限定キャンペーン企画

株式会社スマイルアカデミーは、パーソナルトレーニングジム「Body Hackers Lab(ボディハッカーズラボ )」にてキャンペーン企画を実施しました。「今年の夏こそは キャンペーン」と題し、無料体験や入会金無料といった特典を展開した期間限定の取り組みです。

今回のプレスリリースでは、在籍トレーナーの紹介に加え、実際の施設利用者の様子を動画でピックアップしているのがGOODポイント。キャンペーンをきっかけに利用者数増大に貢献し、運営企業の認知拡大効果にもつなげた有用な事例です。

参考:【お年玉】福岡パーソナルジム「Body Hackers Lab」が「今年の夏こそは」キャンペーンを開始!女性・男性問わず

事例3.メンズ脱毛とサッカーを紐づけたWebアンケート調査

医療法人社団エミナル(メンズエミナルクリニック)は、サッカー選手とメンズ脱毛にまつわるアンケート調査を実施しました。2022年12月8日から10日にかけて、定期的にサッカーをしている20〜30代男性1,004人を対象に行ったインターネット調査です。

プロサッカー選手で脱毛経験者が多い背景を踏まえたうえで、30代までの意識や脱毛経験の有無などをアンケート。サッカーを楽しむうえでムダ毛が影響する可能性や、そのほかの脱毛部位に関する考察などに触れています。自社が運営するクリニックの取り組みと、スポーツとの関連性をうまく紐づけたユニークな事例です。

参考:【サッカー×ムダ毛処理に関する調査】サッカーをする男性の多くは脚のムダ毛処理をしている。もっとサッカーを楽しむなら剃毛よりも脱毛!その理由とは?

「スポーツの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

10月第2月曜日の「スポーツの日」は、野球やサッカーをはじめとするスポーツを想起させるきっかけになる日です。関連商品の製造・販売を手掛ける企業の方や、スポーツにまつわるイベント企画を検討している方にとっては特に、「スポーツの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「スポーツの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ