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毎月20日は「シチューライスの日」。今回は「シチューライスの日」の意味や由来を解説します。
また、「シチューライスの日」をきっかけに広報RP活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、シチューのメニュー展開を手掛けている方は、ぜひ参考にしてみてください。
毎月20日は「シチューライスの日」です。カレーやシチュー、スパイスなどさまざまな食料品の製造・販売を手掛けるハウス食品株式会社によって制定されました。
日付は、シチューをご飯にかけるという食べ方にちなんで「ごはん(5)かける(×)シチュー(4)=20」としたのが由来。
シチューライスとは、同社が新しいシチューの食べ方のひとつとして提案したメニューです。新カテゴリの食品であるシチューライスの魅力を発信し、より多くの人に味わってもらうことを目的に、記念日を発案・制定しました。
同社は公式サイトなどでシチューライスのレトルト食品やメニューを紹介していますが、近年ではレストラン・喫茶店といった店舗でも提供されています。とくに冬はシチューがおいしいシーズンでもあるため、おすすめメニューとして発信したり、プレスリリースのきっかけに活用したりできるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「シチューライスの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「シチューライスの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「シチューライスの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「シチューライスの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「シチューライスの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「シチューライスの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「シチューライスの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「シチューライスの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「シチューライスの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
飲食事業を手掛ける株式会社ファイブグループは、関連会社の株式会社パンチョに関するプレスリリースを配信。2024年12月16日に発売する期間限定メニュー「とろけるシチューナポ」を紹介しました。
「シチューライスの日」に関するプレスリリースではありませんが、シチューとナポリタンを組み合わせた丼スタイルのユニークな新メニューの配信事例です。独自性が高く、冬ならではの季節性もある商品の魅力が伝わるよう、画像を大きく掲載。視覚的に目に留まる画像が設定されたプレスリリースを配信することによって、顕在層・潜在層を問わず多くの人の興味・関心を高めた好事例といえるでしょう。
参考:冬定番パンチョ、今年はそのまんまシチュー! 期間限定メニュー「とろけるシチューナポ」を12/16(月)に発売
アークランドサービスホールディングス株式会社は、子会社である株式会社トビラダイニングが提供する「肉ビーフシチュー」のプレスリリースを配信しました。煮込んだお肉をメインに、豆腐や炙りベーコンなどを加えた期間限定メニューを発売します。
プレスリリースには、一般的なビーフシチューとは異なり、一皿でさまざまな食材を味わえる点を紹介。こちらも「シチューライスの日」にちなんだ事例ではありませんが、インパクトのあるメニュー写真を掲載し、読み手の注目を集めています。店舗情報を明記のうえ、限定メニュー以外の提供メニューの写真・価格もピックアップし、自社ならではの魅力を積極的に伝えた構成がGOODです。
参考:【とことん肉仕立て】肉ビーフシチュー「肉めし岡もと」に新登場!
ハウス食品グループ本社株式会社は、「クリームシチューの食べ方調査」を実施し、プレスリリースでレポートを公開しました。2023年2月1日から7日にかけて、クリームシチューを食べる10~60代の男女計8,460人を対象に行ったインターネット調査です。
タイトルに概要を記載し、本文で「全国傾向」「都道府県別傾向」と細分化しながら結果をまとめたプレスリリースの構成が特徴です。クリームシチューとご飯・パンの食べ方に特化した調査で、読み手が新しいシチューの楽しみ方を知るきっかけを作っています。「シチューライスの日」に合わせた事例ではないものの、このような実態調査はメディア関係者の関心を高める効果も期待できるでしょう。
参考:クリームシチューの食べ方に関する調査を実施 クリームシチューの「わけかけ論争」 ごはんと「わける派」68.0% 「かける派」32.0%
毎月20日の「シチューライスの日」は、シチューとご飯を組み合わせたシチューライスに注目が集まりやすい日です。食品の製造に携わっている方や、シチュー・ライス関連のメニュー開発を手掛ける企業の方にとっては特に、「シチューライスの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「シチューライスの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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