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ストッキングの日(5月15日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ストッキングの日(5月15日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月15日は「ストッキングの日」。今回は「ストッキングの日」の意味や由来を解説します。

また、「ストッキングの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にファッション業界の方や小売業界の方、イベント関連の企業などはぜひ参考にしてみてください。

「ストッキングの日」の意味・由来とは?

5月15日は「ストッキングの日」です。1940年のこの日、アメリカのデュポン社がナイロン製のストッキングを発売したことに由来しているといわれています。

当時、それまでアメリカのストッキング市場は日本の絹製のストッキングで独占されていました。その後、アメリカのナイロン製のストッキングが発売されたこの日を境に、がらりとアメリカのストッキング市場が変化。

これまで高額だった日本の絹製のストッキングから、大量生産でき絹製の物より安価なナイロン製にかわったことで、多くの人がストッキングを利用できるようになり、大衆に広がっていきました。

「ストッキングの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ストッキングの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ストッキングの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ストッキングの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ストッキングの日」を元に発信をする流れ

「ストッキングの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ストッキングの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ストッキングの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ストッキングの日」を広報PRに活かした事例

「ストッキングの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ストッキングの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例をピックアップ。ストッキングに関する事例をGOODポイントとともに紹介します。

事例1.医療用「着圧ショートストッキング」を数量限定で再販

ホットクレンジングゲル「MANARA」などのオリジナル化粧品を展開する株式会社ランクアップは、医療用「着圧ショートストッキング」を数量限定6,000足で再販。詳細をプレスリリースで発表しました。

プレスリリースの導入文やメイン画像には、数量限定の再販でであることに加え、販売個数を明示し「人気商品」かつ「入手困難な限定品」という印象を強調しています。また、日本人の体型に合わせて、希少な国産編み機で製造している点を画像とともに訴求しており、商品の価値がしっかりと伝わる構成になっています。「ストッキングの日」との直接的な関連はないものの、購買意欲を喚起するまとめ方は、記念日やキャンペーン時のプレスリリース作成にも応用できる参考事例です。

参考:\履くだけでキュッと引き締め/むくみ軽減*!血行促進!夏にも快適な医療用〈着圧ショートストッキング〉が再登場

事例2.ストッキング創業50年「就活生応援キャンペーン」を実施

株式会社セシールは、ストッキング事業の創業50年を記念して「就活生応援キャンペーン」を開始したことをプレスリリースで発表しました。就活生の必需品であるストッキングに関連して、「ストッキングBOOK」と「ストッキングの試供品」をプレゼントするキャンペーンです。

プレスリリースでは、試供品の肌なじみや通気性といった機能性を商品画像とともにわかりやすく紹介しています。記念日にとは異なりますが、周年記念をきっかけにしたキャンペーン事例として、構成が参考になります。

参考:ストッキング創業50年。セシールの原点であるストッキングに就活生へのエールを込めた「就活生応援キャンペーン」を実施!

事例3.「1分美脚!なめらか&ファンデ効果のストッキング」を発売

ウエルシア薬局株式会社は、プライベートブランド「くらしWelcia」より、「1分美脚!なめらか&ファンデ効果のストッキング」「ショートストッキング」の2商品を発売。全国のウエルシア薬局にて購入できる本商品の詳細をプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、消費者調査に基づいた開発背景や、生地の「なめらかさ」を実現する編み構造の説明などの技術的な情報を掲載しています。「ストッキングの日」に合わせた発信ではないものの、ストーリー性のある情報発信は、記念日に合わせてリリースするのも一案です。今後、「ストッキングの日」に絡めて配信するプレスリリースの構成としても参考になります。

参考:まるで履くファンデ!1分で美脚が叶う「1分美脚!なめらか&ファンデ効果のストッキング」「1分美脚!なめらか&ファンデ効果のショートストッキング」

「ストッキングの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ストッキングの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「ストッキングの日」にちなんだイベントやキャンペーンを実施したり、ストッキングをはじめとするインナーや靴下などに関する調査リリースを出したりするのも一案です。また、事例でも挙げたように、記念日に関連する商品を開発している企業や他業種の会社とコラボすることで、新たな広報PRが期待できます。

今一度「ストッキングの日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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