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胃腸の日(12月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日胃腸の日(12月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

12月11日は「胃腸の日」。今回は「胃腸の日」の意味や日付の由来を解説します。

また、「胃腸の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に胃腸薬を販売している方や、乳酸菌といった胃腸関連の商品を開発・販売している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「胃腸の日」の意味・由来とは?

12月11日は「胃腸の日」です。一般用医薬品(OTC医薬品)の団体である、日本OTC医薬品協会によって制定されました。

日付は、「胃(1)に(2)良い(11)」と読める語呂合わせから。1年間にわたって胃腸に負担をかけてきたことを振り返り、いたわりの気持ちをもってもらうことが記念日制定の目的です。

また、胃腸薬の正しい使い方を発信したり、健康管理の重要性をアピールしたりといった目的もあります。胃腸薬や乳製品などを取り扱う企業では、毎年「胃腸の日」にちなんだイベント・キャンペーンを実施するケースも。

健康増進や、健康管理の啓発活動といったテーマでも取り組みやすいため、多様な商材の広報PR活動に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「胃腸の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「胃腸の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「胃腸の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「胃腸の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「胃腸の日」を元に発信をする流れ

「胃腸の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「胃腸の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「胃腸の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「胃腸の日」を広報PRに活かした事例

「胃腸の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「胃腸の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「胃腸の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「胃腸の日」にちなんでキャンペーン情報をプレスリリース配信

家庭用電解水素水整水器の開発・販売や電解水素水の研究開発などを手掛ける株式会社日本トリムは、2023年12月11日の「胃腸の日」に先駆けてプレスリリースを配信。12月6日から26日にかけて、「胃腸をいたわって調子の良い冬に!今年最後のキャンペーン」と題した企画を展開することを発表しました。

プレスリリースではキャンペーン情報に加え、年末年始に経験する人が多い二日酔いの症状とその原因・予防を詳しく解説しています。トピックに分けて見出しを設置し、項目ごとに解説した構成がGOOD。「胃腸の日」も明記することで、より幅広い層にアプローチできた好事例です。

参考:12月11日は胃腸の日 二日酔いを防ぎ、胃腸を労わりながらお酒を楽しむ方法

事例2.自社アンケート調査を「胃腸の日」に合わせて実施

ライフスタイルの情報ポータルサイト「マイライフニュース」を運営するヒューマン・データ・ラボラトリ株式会社は、2023年10月23日・24日に実施したアンケート調査「胃の不調実態調査(2023)」のレポートをプレスリリースで発表しました。胃の不調について実情・変化を知るため、12月11日の「胃腸の日」に合わせて行われた自社調査です。

「2人に1人以上」「新・国民病」など、回答の一部をピックアップしてインパクトのあるタイトルを作ったのが特徴。回答の概要と詳細を分けてまとめることで、読み手が欲する情報を広いやすくなっているのもGOODです。

参考:2人に1人以上!胃の不調を感じている人が昨年から大幅上昇 アフターコロナも3年連続の前年越え、もはや「新・国民病」か?

事例3.胃腸への負担が増えるシーズンに、自社製品の活用を提案

HUROM株式会社は、農林水産省の「野菜を食べようプロジェクト」で野菜サポーターとして取り組んでいる活動についてプレスリリースを配信しました。2024年11月30日からスタートする、「#野菜を飲もうプロジェクト」の第3弾について紹介しています。

こちらは「胃腸の日」に関する事例ではありませんが、年末は食生活が乱れやすいこと、胃腸への負担を感じる人が多いことなどに触れて、おすすめ商品として自社製品をピックアップ。製品の特徴だけでなく、具体的な利用シーンをいくつか挙げることで読み手の関心を高めています。

参考:年末の疲れた胃腸にやさしい!スロージューサーのパイオニアヒューロムが『Hurom CARE JUICE』を開発

「胃腸の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

12月11日の「胃腸の日」は、胃腸の健康に関わる商品に注目が集まりやすい日です。胃腸薬を製造・販売している方や、乳酸菌や腸活といったテーマに関わっている方にとっては特に、「胃腸の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

また、「胃腸の日」にちなんでアンケートを実施し、調査リリースとして発信するのも一案です。お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「胃腸の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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