ぜんざい・おしるこの日
2月9日は「学習机の日」。今回は「学習机の日」の意味や由来を解説します。
また、「学習机の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特に学生向けのデスク関連用品を扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「学習机の日」の意味・由来とは?
2月9日は「学習机の日」です。教育施設向けのデスク・チェアや収納、建材の販売などを幅広く手掛ける、株式会社イトーキによって制定されました。
日付は「つ(2)く(9)え」と読む語呂合わせが由来。また、春に向けて学習机の購入・買い替えが活発になるシーズンであることも、由来のひとつです。
記念日をきっかけに学習机の歴史を振り返り、世代を問わず対話に活かしてもらうこと、さらに市場の活性化につなげることを目的としています。
同社は1962年に日本初のスチール製学習机を製造・販売したメーカー。2022年には学習机販売60周年を迎え、現在でもさまざまな商品を取り扱っています。
学習机は各地の企業が展開しているため、新商品をプレスリリースで紹介したり、学生向けの関連用品をピックアップしたりといった広報PR活動に有用な記念日です。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「学習机の日」をきっかけに広報PR活動をする効果
「学習机の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「学習机の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「学習机の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「学習机の日」を元に発信をする流れ
「学習机の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「学習机の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「学習机の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「学習机の日」を広報PRに活かした事例
「学習机の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「学習机の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「学習机の日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。
事例1.「学習机の日」制定に伴ってプレスリリースを発表
株式会社イトーキは、2023年2月9日の「学習机の日」にちなんだプレスリリースを配信しました。記念日制定の発表に加え、オリジナルロゴマークや関係者コメントを紹介した記事コンテンツです。
記念日制定の由来と自社の実績、学習机を製造・販売するメーカーとしての展望などに触れた点がGOODポイント。プレスリリースとして発信することで、記念日はもちろん企業全体の認知拡大効果を発揮しています。
参考:2月9日は「学習机の日」 日本で初めてスチール製学習机を発売したイトーキが記念日を制定
事例2.α世代の勉強に関する実態調査をレポートで紹介
株式会社学研ホールディングスは、グループ会社である株式会社学研エデュケーショナルにて調査を実施しました。2022年11月18日から23日にかけて、全国の年中から小学3年生までの長子を持つ20〜40代保護者500人を対象に行った「α世代の勉強に関する実態調査」のレポートです。
サマリでは、子どもが自ら机に向かう割合が19.8%であることや、学習塾に通わせている割合・通わせたい時期などを紹介。教育コンテンツを取り扱う企業が、α世代の学習にちなんで広報PRに活かした有用な事例です。
参考:子どもから机に向かう割合は19.8%、一方で保護者の89.6%が子どもから向かってほしいと思っている ~保護者の理想と実態は4倍以上という結果が明らかに
「学習机の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
2月9日の「学習机の日」は、学習机や子ども向けチェア、学習関連用品など注目が集まりやすい日です。子どもや親世代向けの商品を扱っている方や、学習机の製造・販売を手掛ける企業の方にとっては特に、「学習机の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「学習机の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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