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夏チョコの日(7月第3月曜)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日夏チョコの日(7月第3月曜)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月第3月曜は「夏チョコの日」。今回は「夏チョコの日」の意味や由来を解説します。

また、「夏チョコの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特にお菓子・食品に関連する業界の方や、スイーツ関連のサービスを提供している企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「夏チョコの日」の意味・由来とは?

7月第3月曜は「夏チョコの日」です。暑くても手で持っても溶けないと人気のチョコレート、「焼きチョコBAKE(ベイク)」を販売する森永製菓株式会社が制定

「海の日」と同じ7月の第3月曜日を記念日とすることで、「海開き」ならぬ「夏チョコ開きの日」として、夏チョコシーズンの到来をPRするのが目的です。

夏チョコ以外にも、夏限定の商品は多くの企業が販売しています。プレスリリースでの紹介やキャンペーンの実施など、さまざまな角度からのアプローチで広報PR活動に活かしてみましょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「夏チョコの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「夏チョコの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「夏チョコの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「夏チョコの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「夏チョコの日」を元に発信をする流れ

「夏チョコの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「夏チョコの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「夏チョコの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「夏チョコの日」を広報PRに活かした事例

「夏チョコの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「夏チョコの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「夏チョコの日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.期間限定のチョコミントスイーツを1日15食限定で提供

ジャパンリゾート株式会社が展開する京ワッフル専門カフェ「kyocafe chacha 嵐山店」は、2023年6月19日から8月31日の期間限定で、爽やかな甘さが特徴のチョコミントスイーツ「チョコミントワッフルプレート」の提供を開始しました。濃厚なブラウニーワッフル生地にチョコミントのアイスとさくらんぼをトッピングした一品で、1日15食限定です。

プレスリリースでは、「チョコミントワッフルプレート」「大人のリッチチョコミント」と同じ日に提供開始された「ブルーハワイフロート」を並べた画像をメイン画像として掲載。映える写真を効果的に使い、レトロな雰囲気と夏の清涼感を伝えています。「夏チョコの日」を活用した発信ではありませんが、スイーツの広報PR活動に欠かせない、写真をうまく活かした好事例です。

参考:【1日15食限定】チョコミン党に贈る!ひんやりチョコミントワッフルプレートが復活|京都 嵐山店にて夏季限定提供|6/19(月)~開始

事例2.国産夏いちごを使用した季節限定商品の提供を発表

都ホテルズ&リゾーツが運営する大阪マリオット都ホテルは、国産の夏いちごをふんだんに使った「夏いちごのアフタヌーンティー」を提供することをプレスリリースで発表しました。同ホテル19階の「LOUNGE PLUS」にて2023年7月1日から8月31日まで期間限定で開催されます。

プレスリリースでは、高冷地で栽培され、暑い時期に収穫される夏いちごを使用していることを記載。夏いちごとフルーツトマトのパニーニをはじめとするセイボリーと夏いちごのムース、夏いちごの生チョコなどのデセールの写真を掲載し、いちごをふんだんに使ったアフタヌーンティーであることを効果的に伝えています。

「夏チョコの日」に関連するものではありませんが、期間限定キャンペーンをうまく絡めて自社の商品を魅力的に打ち出した広報PRは、参考になる事例です。

参考:【大阪マリオット都ホテル】近年注目を集める国産の夏いちごをたっぷりと使用した”夏いちごのアフタヌーンティー”が今夏も登場!

事例3.メープルバタークッキーに夏限定パッケージが登場

スイーツメーカーの株式会社シュクレイの焼き菓子ブランド「ザ・メープルマニア」の人気No.1商品「メープルバタークッキー」から、夏限定パッケージが登場。商品の詳細をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースのタイトルからもわかるように、釣りや探検を楽しむ「坊やの夏休み」がテーマの商品は、夏限定の書き下ろしデザインです。メイン画像に限定パッケージがわかる商品画像を掲載しています。また、ブランド情報や商品の詳細も画像付きで紹介。ブランドコンセプトがよくわかる内容になっているのがGOODです。記念日に関する広報PR活動ではありませんが、限定パッケージを展開する際のヒントになるプレスリリースの構成です。

参考:メープルバタークッキーから夏限定パッケージが登場。メープル坊やの夏休みがテーマのキュートで爽やかなデザインで。

「夏チョコの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「夏チョコの日」は、チョコレート製品に注目が集まるきっかけになる日です。

お菓子・食品に関連する業界の方や、スイーツの製造・販売に携わる企業の方にとっては特に、「夏チョコの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「夏チョコの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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