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日やけ止めの日(3月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日日やけ止めの日(3月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月20日は「日やけ止めの日」。今回は「日やけ止めの日」の意味や由来を解説します。

また、「日やけ止めの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報PR事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にスキンケア商品の開発・製造・販売に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「日やけ止めの日」の意味・由来とは?

3月20日は「日やけ止めの日」です。2014年、日やけ止めのブランド「ANESSA(アネッサ)」などを手掛ける資生堂ジャパン株式会社によって制定されました。

日付は、3月20日が春分の日になる年が多いことと、「サ(3)ニー(2)、ゼロ(0)」と読む語呂合わせが由来。このシーズンを境に日照時間が長くなり、日にやける機会が増えるため、記念日をきっかけに日やけ防止の意識を高めてもらうことが目的です。

同社は2014年、記念日制定に合わせて、日やけ止めの利用者数をはじめとするアンケート調査を実施しました。近年では性別を問わず日やけ防止の意識が高まっている傾向にあるため、スキンケア業界を中心に多様な広報PR活動に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「日やけ止めの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「日やけ止めの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「日やけ止めの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「日やけ止めの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「日やけ止めの日」を元に発信をする流れ

「日やけ止めの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「日やけ止めの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「日やけ止めの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「日やけ止めの日」を広報PRに活かした事例

「日やけ止めの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「日やけ止めの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「日やけ止めの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.子どもの日やけ止めに関する調査リリースを配信

オリジナル化粧品や健康食品などの企画開発・製造などを行う株式会社アースケアは、「子どもの日焼け止め」に関するアンケートを実施。調査結果とともに、子どもの健やかな肌を守る方法をプレスリリースで紹介しました。

プレスリリースのアイキャッチには、子どもがいる40〜50歳の女性100名を対象に、子どもに日やけ止めを塗っているかの調査結果をグラフにしたものを掲載。ひと目で結果がわかるように画像にまとめたのがGOODです。本文では日やけ止めが必要な理由や選び方を記し最後に自社製品のおすすめ日やけ止め商品を展開した構成が参考になります。記念日に関する発信ではありませんが、読み応えのある好事例です

参考:【調査】子供に日焼け止めは必要?子供の健やかな肌を守る方法を紹介

事例2.うるおいバリア機能付きのUVスプレーを新発売

フレグランスやファッション雑貨などのブランドを取り扱う株式会社ウエニ貿易は、コスメティックブランド「アクア シャボン」から新商品を販売することをプレスリリースで配信。うるおいバリア機能付きのUVスプレー「バリアUVスプレー ウォータリーシャンプーの香り」です。

プレスリリースのタイトルに「タイパ」の文言を入れ、手軽さをアピールしているのがGOOD。本文ではシリーズ累計販売数を記載し人気があることや、商品の特長を箇条書き紹介している点が読みやすく参考になります。

「日やけ止めの日」に直接絡めた事例ではありませんが、画像も豊富に使い視覚的にも商品の魅力をしっかりと伝えたプレスリリースといえるでしょう。

参考:タイパ重視な方にもおすすめ!忙しいおでかけ前にも簡単シューっとスプレー。紫外線、花粉、ほこりから肌を守る(※1)『アクア シャボン バリアUVスプレー』新発売

事例3.「スイカバー」「メロンバー」とコラボした日やけ止めを販売

株式会社ミシャジャパンが展開する韓国コスメブランド「A’pieu (アピュー)」は、「アピュー ジューシーパン UVスティック」が株式会社ロッテの「スイカバー」「メロンバー」とコラボレーションしたことをプレスリリースで配信。かわいいコラボパッケージを開封するとほんのり甘い香りがするUVケアアイテムです。

プレスリリースでは、コラボ商品であることをタイトルとアイキャッチでひと目で伝えているのがポイント。商品の中身とパッケージを横に並べるほか、商品イメージがわかりやすいようにフルーツを入れたビジュアルがGOODです。記念日にちなんだ事例ではありませんが、コラボ商品のプレスリリースを配信する際の参考になります。

参考:アピュー×ロッテ あの「スイカバー」「メロンバー」と限定コラボ! 「アピュー ジューシーパン UVスティック」ほんのり甘い香りまで再現でUVケアをもっと楽しく!

「日やけ止めの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月20日の「日やけ止めの日」は、紫外線対策や日やけ止めに注目が集まりやすい日です。スキンケアやコスメの製造・販売に携わっている方や、日やけ止めに関する情報を発信する企業の方にとっては特に、「日やけ止めの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「日やけ止めの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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