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畳の日(9月24日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日畳の日(9月24日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月24日は「畳の日」。今回は「畳の日」の意味や由来を解説します。

また、「畳の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報活動に取り入れている事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に畳の製造・販売に関わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「畳の日」の意味・由来とは?

9月24日は「畳の日」です。冬の衣替えの前に畳の掃除を促すために、全国畳産業復興会によって制定されました。加えて、住宅材としての素晴らしさや、畳の魅力をアピールすることも目的のひとつです。

また同復興会は、畳の原材料であるイグサが育つ時期であることから、4月29日にも「畳の日」を制定しています。

毎年9月24日には、畳の製造・販売業者を中心に、お得な張り替えキャンペーンや畳掃除の啓発活動を実施。フローリングが普及する昨今ですが、畳を好んで選ぶ人も多いため、張り替えだけでなく、新しく取り入れたい人にも有用な広報PRとして活用できるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「畳の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「畳の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「畳の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「畳の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「畳の日」を元に発信をする流れ

「畳の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「畳の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「畳の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「畳の日」を広報PRに活かした事例

「畳の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「畳の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「畳の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.国産の無垢い草を100%使用した敷きパッドを発売開始

創業138年の老舗い草商品メーカーの株式会社イケヒコ・コーポレーションは、「ミラクル敷パッド -TATAMI- プレミアム」のクラウドファンディングサイト「Makuake」での先行販売をプレスリリースで配信。国産無垢い草を使った従来の「ミラクルシリーズ」の敷パッドをアップグレードした商品です。

プレスリリースでは、イメージが伝わる多数の写真とGIF画像を掲載しながら商品の魅力を解説。い草の機能もグラフとともに紹介し、商品の詳細が具体的に伝わる内容にまとめられています。「畳の日」にちなんだ事例ではありませんが、畳に関する広報PRとして参考になる事例です。

参考:理想の睡眠環境を自然素材で実現!洗濯不要! 畳に包まれて眠る「ミラクル敷パッド -TATAMI- プレミアム」をMakuakeにて先行販売開始

事例2.1cm単位でサイズオーダーが可能な畳を使ったベンチを発売

「4000通りを超える組み合わせ × 1cm単位のサイズオーダー」を強みとしたパーソナライズ家具ブランド「KANADEMONO」を運営するルームクリップ株式会社は、公式オンラインストアでの「THE TATAMI BENCH」の発売開始をプレスリリースで発表。日本の伝統的な素材「畳」を取り入れた、幅60〜160cmまで1cm単位の無料サイズオーダーが可能なベンチです。

プレスリリースでは、新商品の画像を添えて特徴を解説。畳の優れた機能性にも触れているのがGOODポイントです。「畳の日」に関連する発信ではありませんが、自社が強みとするサービスを広報PRすることで、商品の魅力や畳の有用性を認知してもらうきっかけになっています。

参考:KANADEMONOより、1cm単位でサイズオーダーが可能な「THE TATAMI BENCH」を発売開始。日本の伝統的な素材「畳」を現代の暮らしに取り入れ、ジャパンディスタイルを再解釈。

事例3.畳を使ったサンダルスリッパを販売開始

日本の伝統素材を使ったファッションアイテムを展開する合同会社Liberatoは、「畳サンダルスリッパ」をクラウドファンディングサイト「Makuake」にて販売開始をプレスリリースで配信。九州産畳のインソールと姫路産の牛本革を使用したサステナブルな商品です。

プレスリリースでは、商品のポイントを3点ピックアップし、イメージが伝わる写真ととも紹介。また、テキスト内で太字や下線を用いて読みやすいように工夫されているのがGOODです。6パターンの着用シーンの画像を掲載することで、日常での活用がイメージしやすくなります。

「畳の日」にちなんだ事例ではありませんが、畳に関する広報PRとして参考になる事例です。

参考:畳と革に包まれる新体験!「畳サンダルスリッパ」先行販売開始 ~アップサイクルした九州畳と姫路産の牛本革を使用したサステナブルアイテム~

「畳の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「畳の日」は、日本文化のひとつである畳に注目が集まりやすい日です。畳を取り扱っている方だけでなく、畳に関連する生活用品などを開発・販売している方も、「畳の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

また、9月24日だけでなく、4月29日の「畳の日」を含めた広報事例を検討するのも一案です。お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「畳の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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