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タクシーの日(8月5日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日タクシーの日(8月5日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月5日は「タクシーの日」。今回は「タクシーの日」の意味や由来を解説します。

また、「タクシーの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに取り入れている事例もピックアップ。広報やマーケティングネタを探している方、特にタクシー業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「タクシーの日」の意味・由来とは?

8月5日は「タクシーの日」です。1984年、東京乗用旅客自動車組合によって制定されました。

日付は、1912年(大正元年)8月5日に、日本ではじめてタクシー会社が営業を開始した出来事に由来しています。現在の東京都有楽町にて、「タクシー自働車株式会社」の社名でT型フォード6台からスタートしたのがはじまりです。

「タクシーの日」である8月5日やその前後には、全国のタクシー会社がさまざまなイベントを開催しています。タクシーや交通関連の広報PRだけでなく、見学や標語の募集といった企画にもつなげられるでしょう。

「タクシーの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「タクシーの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「タクシーの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「タクシーの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「タクシーの日」を元に発信をする流れ

「タクシーの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「タクシーの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「タクシーの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「タクシーの日」を広報PRに活かした事例

「タクシーの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「タクシーの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.都内100台限定で豪華景品が当たるタクシーが登場

モビリティプラットフォーム事業を展開する株式会社ニューステクノロジーは、2023年5月1日から7日の期間、100台限定で都内を走行するタクシー「ENJOY HOLIDAY! TAXI」についてプレスリリースを配信。同時に車内のタブレット端末から応募して抽選で景品が当たるキャンペーンを開催します。

プレスリリースのアイキャッチには、この企画のタクシーのイメージが伝わる画像がピックアップ。過去にも年末年始やバレンタインデーにタクシー利用者を対象にしたギフトタクシー企画を実施し、好評だったことから第3弾の開催が決定した背景を記載しています。

また、企画の概要としてキャンペーンの参加方法や流れがわかりやすく紹介されていてGOOD。

記念日にちなんだ事例ではありませんが、タクシー関連の広報PRとして参考になる事例です。

参考:GWはタクシー移動が吉!?10万円超アイテムなど豪華賞品が目白押し!「ENJOY HOLIDAY! TAXI」が都内100台限定で登場

事例2.タクシーアプリの公式アンバサダーに山崎怜奈さんが就任

ソニーグループ株式会社が開発したタクシー配車アプリ「S.RIDE」を運営するS.RIDE株式会社は、公式アンバサダーにタレントの山崎怜奈さんが就任したことをプレスリリースで発表しました。2023年4月3日より、タクシーサイネージメディア「GROWTH」内で出演動画が放映されます。

プレスリリースでは、ムービーの放映に関する詳細とアンバサダーを務めることになった山崎さんが登場する2種類の動画のURLを掲載。山崎さんからのコメントも記載されています。

記念日にちなんだ事例ではありませんが、タクシーに関する情報をアンバサダー就任を機に発信することで、より多くの人へ認知を広めた有用な広報PR事例といえます。

参考:山崎怜奈さんがタクシーアプリ「S.RIDE」公式アンバサダーに就任!4月3日(月)よりS.RIDE提携タクシー車内にて出演ムービーを放映開始

事例3.出雲周遊の観光タクシーに新コースが登場

出雲市役所観光課は、出雲を周遊する観光タクシー「うさぎ号」の新コースをプレスリリースで発表。出雲や石見銀山などの観光スポットをタクシーで周遊する「うさぎ号」によるコースに加え、新コースの「子うさぎコース」は通常のコースに比べて短時間で巡ることができます。

プレスリリースでは「うさぎ号」のメリットを紹介。通常コースと低価格で人気コースを楽しめる「子うさぎコース」の価格・時間を一覧で掲載しています。表にすることで、読み手が比較しやすいように工夫しているのがGOOD。また、観光スポットの画像を豊富に掲載したり、実際の観光の様子がわかるプロモーション映像を載せたりすることでツアーの魅力を伝えています。

「タクシーの日」と絡めた事例ではありませんが、観光客をはじめとする多くの人への利用促進に貢献した事例となっています。

参考:出雲周遊観光タクシー「うさぎ号」に新コース登場!世界遺産石見銀山&ご縁の聖地 出雲大社を巡る特別なツアーをお楽しみください

「タクシーの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「タクシーの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

8月5日の「タクシーの日」には、タクシー業界だけでなく、関連商品を売り出したり、映画・漫画といった題材から切り込んだりといった戦略も有用です。夏休みの時期でもあるため、子どもやファミリー層向けのイベントを実施しても良いでしょう。

また、「タクシーの日」にちなんだアンケートを実施し、調査リリースとして発信するのも一案です。

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