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電話創業の日(12月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日電話創業の日(12月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

12月16日は「電話創業の日」。今回は「電話創業の日」の意味や由来を解説します。

また、「電話創業の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に通信業界の方や、電話にまつわる商材の企画・販売を行っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「電話創業の日」の意味・由来とは?

12月16日は「電話創業の日」です。1890年のこの日、日本ではじめて東京市内と横浜市内で電話が開通したことを記念して制定されました。

加入した電話は東京155台・横浜44台で、電話料金は定額で東京40円・横浜35円でした。

当時は電話交換手という電話の回線をつなぐ業務を行う人がおり、千代田区にて設置された電話局内では、女子7名・夜間専門の男子2名が対応したといいます。

逓信省により電話交換局がサービスを開始して以来、電信・電話は同省のもとで運営管理されることとなります。

「電話創業の日」は主に電話普及の発展を願い制定され、その後、大阪・神戸・長崎と対応エリアを拡大していきました。

「電話創業の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「電話創業の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「電話創業の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「電話創業の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「電話創業の日」を元に発信をする流れ

「電話創業の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「電話創業の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「電話創業の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「電話創業の日」を広報PRに活かした事例

「電話創業の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「電話創業の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「電話創業の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「電話創業の日」に合わせてアンケート調査を実施

電話自動応答サービス「IVRy」を提供する株式会社IVRyは、12月16日の「電話創業の日」に合わせて「電話に関する調査」を実施。アンケートの結果を具体的なエピソードとともにプレスリリースで紹介しました。

最初に調査結果のサマリーを載せ、次に詳細、最後に総括と、論文形式でわかりやすい構成になっているのがGOODです。緑と黄色を基調とした見やすいグラフ画像も参考になるポイント。

「電話創業の日」に合わせたアンケート調査をプレスリリースで配信することで、自社サービスの認知拡大につなげた好事例です。

参考:【2人に1人は「電話対応で嫌な思いをしたことがある」と回答】電話AI SaaSのIVRy、12/16の「電話創業の日」に向け電話に関する調査を実施

事例2.音声コミュニケーションアプリの使用方法を配信

スマホゲームなどを運営するVocalbeats株式会社は、音声コミュニケーションアプリ「Buz」のプレスリリースを配信しました。「声を聞きたいけど電話は面倒」「文章だけじゃなんか物足りない」といったときにぴったりなアプリとして、その使用方法を紹介しています。

アメリカや東南アジアで人気を集めているという「Buz」。プレスリリースでは、恋人、家族、祖父母といったシチュエーション別に、使用シーンがイメージしやすいようにまとめられているのがGOOD。アプリのインストール方法やAI翻訳機能についてもステップごとにやり方を丁寧に掲載している点も参考になります。

記念日に関する事例ではありませんが、音声チャットといったサービスを広報PRする際には、声でのコミュニケーションに注目が集まる「電話創業の日」に合わせて行うのも一案です。

参考:音声チャットアプリ【Buz】コミュニケーションをより簡単に|使い道から特徴・使い方を紹介

事例3.自社業種に関連するアンケート調査結果をレポートで発表

運行代行合同会社が運営する運転代行ポータルサイト「運転代行おすすめガイド」は、Webアンケートを実施。運転代行利用者を対象に「運転業者を探す時、普段何を利用しているか?」について回答を募った調査レポートです。

478人から募ったアンケートは、46.8%がインターネット検索、32.7%がポータルサイト、電話帳やローカル広告などは5.3%という結果を調査リリースとして配信。ひとつの質問に対する回答内容をわかりやすくグラフ化したビジュアルがGOODです。

「電話創業の日」とは少し違った切り口ですが、自社で行ったアンケート調査のレポートや、電話・インターネットといったテーマの広報PR施策として参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考:電話? ネットで検索? 運転代行を探す際、お客様が何を利用しているか調査しました

「電話創業の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

12月16日の「電話創業の日」は、電話をはじめとする通信機器に注目が集まりやすい日です。自社が通信業界である方、通話・音声に関する製品を販売する企業の方にとっては特に、「電話創業の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「電話創業の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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